暮らすように? それとも非日常? 京都では宿も特別です。京都らしい暮らしが楽しめる町家や、アート、工芸品が鏤められたホテルなど、特別な価値がある宿があるから、わざわざ訪れてみたいと思うのです。

» 第1回 一棟貸しの特別感「TSUKIHI HOUSE KYOTO」
» 第2回 手工芸品にほれぼれ「ホテル カンラ 京都」
» 第4回 アートと過ごす「ホテル アンテルーム 京都」

モダンな洋室タイプから
ロフトスタイルの和室まで

◆京旅籠むげん

安政2年(1855)築の呉服屋だった町家を2年かけてリノベーション。

 昔懐かしい雰囲気の西陣エリアに溶け込む、「暮らすように旅をする」をテーマにした町家宿。モダンな洋室タイプからロフトスタイルの和室まで、全て趣が異なる5部屋を備える。真鍮のランプや竹工芸品など、個人の作家にオーダーした設えが素敵。

庭は、京都の作家Re:planterが手がけた。
町家特有の虫籠窓に向かって天井が低くなる中2階のロフトスタイルの客室201。唐紙のアートボードは野田版画工房のもの。座布団などにSOU・SOUのファブリックが使われている。

 オーナー夫婦は気さくで、近隣の落ち着くカフェやレトロな銭湯など、観光情報を気兼ねなく教えてくれる。離れにはウィスキーバーを併設しており、宿主や宿泊者とのコミュニケーションも楽しめる。

かまどで炊いたご飯の朝食(700円・税込)。丁寧に手作りされているのが嬉しい。
広々とした洋室の客室101には可愛いバスルーム付き。

京旅籠むげん
所在地 京都市上京区北小大門町548-1
電話番号 080-9759-7235
チェックイン/アウト IN 15:00/OUT 10:30
料金 1室2名利用1名料金 13,800円~(税・サービス料込み)
客室数 5室
アクセス 市バス堀川中立売バス停から徒歩4分
http://www.kyoto-machiya-ryokan.com/
●カード利用可(VISA・MASTER・JCB・AMEX・DINERS)

2017.10.20(金)
Text=Ai Kiyabu
Photographs=Kunihiro Fukumori

CREA 2017年11月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

やっぱり行きたいね、京都。

CREA 2017年11月号


やっぱり行きたいね、京都。

定価780円

鴨川べりの散歩道、かくれ家カフェに、しみじみおいしいごはん処――。忙しい日々の中でふと戻りたくなる町、京都。混んでいると聞いて最近少し足が遠のいていた人も、町が赤や黄色に色づく季節だから、久しぶりの京都旅にでかけませんか? 紅葉の隠れ名所に、外れなしのごはんリストなど、盛りだくさんの1冊になりました。

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