アマングループの新コンセプトレストラン
「アルヴァ」がアマン東京にもオープン！

季節の恵みを活かした
シンプルなイタリア料理を

 アマン東京に2018年1月、温かい伝統的なイタリア料理への回帰をコンセプトにしたレストラン「Arva(アルヴァ)」がオープンした。

 この「アルヴァ」は、2017年10月にアマンヴェニスでスタート。プーケットのアマンプリ、上海のアマンヤンユンに続き、アマン東京、モンテネグロのアマンスベティステファンで展開される、アマンのグループとしての新コンセプトレストランだ。

写真はディナーコース「RACCOLTA(収穫)」より、「ラディッキオと有機蕪のインサラータ」。ランチコース 4,900円～、ディナーコース 9,000円～、各種アラカルトもあり。

 “Arva”とはラテン語で、英語のHarvest(収穫)の語源。その土地の森や山や海で収穫された季節の恵みを最大限に活かし、シンプルな味と凝りすぎない素朴なプレゼンテーションのイタリア料理を提供するのがコンセプト。各アマンの「アルヴァ」がこの共通コンセプトのもと、それぞれの土地の季節の食材を使ったオリジナルメニューを提供する。

ディナーコース「RACCOLTA(収穫)」では、メインの魚、肉料理、デザートはテーブルでゲストと会話をしながらシェフやスタッフが取り分けるといったインタラクティブなサービスが特徴。

それぞれのコースの最後には、古きよきイタリアの家庭を思わせる自家製アイスクリームがサーブされる。

 アマン東京の「アルヴァ」で腕を振るうのは、エグゼクティブシェフの平木正和氏だ。平木シェフはイタリアで17年過ごし、そのうち13年はヴェネツィアで地の海の幸、山の幸を使った伝統のヴェネト料理の経験を積み、5ツ星「ザ・バウアーホテル」の総料理長を務めた。

 「手を加えすぎず、食材そのものの美味しさを引き出すアルヴァの料理は、自分がイタリアで学び、体感したすべてです。本場で過ごした17年間に経験したイタリアの食文化と、自分が蓄えてきたレシピを活用し、より本来のイタリアらしい雰囲気と料理を提供してまいります」と平木シェフはコメントしている。

 アマン東京の「アルヴァ」でしか食べられない、平木シェフ渾身のメニューの数々をぜひ堪能したい。

33階の高層階に位置する「アルヴァ」では、時間の移ろいとともに表情を変えるダイナミックな景観が一望のもと。

文＝立花奈緒(ブレーンシップ)