年の瀬が近づいてきましたが、年末年始、台湾で過ごされるという読者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。台北では2017年1月より、2階建て観光バスの運行がスタートし、連日色鮮やかな真っ赤な車体が台北市内を走行しています。

色鮮やかな2階建てバス。2階は49人、1階はバリアフリーで10人乗車可能。

 この2階建てバスは現在、主要観光スポットを効率よく回れる、街中巡回型のレッドライン(紅線)と、故宮博物院まで行き台北駅まで戻ってくる、郊外を走行するブルーライン(藍線)の2路線。

 なんと乗り降り自由というのが最大の特徴。オープントップになっているので日差しが和らいでいる今の季節、心地よい風を受けながら、台北観光はいかがでしょうか。

MRT西門駅のあとに通過する「総統府」は日本統治時代の建築物。
レッドラインは台北101を眺めながら走行。

2階建てバスの
基本情報とおすすめポイント

 料金は4時間チケットから2日チケットまで全部で4種類。運行時刻は9:00~22:00(レッドライン最終出発便)です。

・4時間チケット 300元(4時間以内なら乗り放題。ただし利用最終時間は23:00まで)
・日中チケット 500元(9:00~18:00まで乗り放題)
・夜間チケット 400元(レッドライン18:00~22:00最終便運行期限まで乗り放題)
・1日チケット 700元(当日有効期限内全コース乗り放題)
・2日チケット 1,200元(2日間有効期限内全コース乗り放題)

 購入方法はオンライン、APPなどがありますが、当日現場で購入も可。いずれもQRコードが発行されますので、それを乗車時に、QRコードリーダーにタッチし乗車します。

QRコード付きチケット。

 車内はWi-Fiに充電用USBも完備。ボルボの安定性のある車体に、優良ドライバーによる安全運転で、乗り心地もばっちり。

 座席のひとつひとつに中国語、英語、日本語、韓国語に対応した音声ガイドがついており、乗車後、乗務員から無料サービスのイヤホンが配布されます。各スポットの詳しい情報を得ることができるので、こちらの音声ガイドも合わせてぜひお楽しみください。

日本語パンフレットも完備。停留所ごとの時刻表や走行ルート、スポット紹介などが記載。
多言語対応音声ガイドは聴きごたえあり。イヤホンは乗車後無料配布されます。

 また、この2階建てバスは、日本のようなおもてなしを台湾でも体現ということで、日本のはとバスと業務協力しているのも特徴。

 車内には乗務員が1名搭乗しており、乗務員によるガイドサービスなどはありませんが、チケットの販売業務はもちろん、ひとりひとりに降車場所を聞き、停留所に到着すると教えてくれるので、乗り過ごす心配なく、安心して乗車することができます。

公式サイト(日本語)
https://www.taipeisightseeing.com.tw/jp

街中を巡回するレッドラインと
故宮博物院まで行けるブルーライン

 走行路線は2路線。

 レッドラインの走行時間は9:10~22:00で約40分おきに発車。1日23本運行。

 ブルーラインの走行時間は9:00~16:20でこちらも40分おきに発車。1日12本の運行となっています。

 レッドライン、ブルーライン共に発車場所はMRT台北駅M4出口前。

MRT台北駅M4出口前のバス停にはスタッフが待機。

 走行ルートは3つめまでは共通で、①台北駅→②MRT西門駅→③中正紀念堂に停車した後、それぞれの目的地に向けて走行していきます。

屋根、冷房付きの2階席は8席。

 走行ルートを眺めていると、本連載で過去にご紹介したスポットへもスムーズに行けることを発見。食べ歩きも合わせてお楽しみ下さい。

レッドラインではベストポジションで台北のシンボル台北101を撮影できます! ライトアップされた夜間もおすすめです。

<次のページ> レッドラインの走行ルートをご紹介

2017.12.05(火)
文・撮影=矢作晃之

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