マレーシアごはん偏愛主義!

マレーシアごはん偏愛主義!

葉っぱに包まれた人気のおやつを求めて
マレーシアの「オタオタ」屋台へ!

 知る人ぞ知る美食の国、マレーシア。この連載では、マレーシアの“おいしいごはん”のとりこになった人たちが集う「マレーシアごはんの会」より、おいしいマレーシア情報をお届け。

ねりものLoverにおすすめしたい
葉っぱで包まれた人気のおやつ!

 マレーシアには、葉っぱで包まれたごはんがたくさんあります。バナナの葉、椰子の葉、蓮の葉などが使われていて、食べるときに葉っぱをむいてパクリ。葉っぱの中に入っているのは、おかず系、おやつ系、ご飯ものなど様々で、屋台でもレストランでも家庭でも、しょっちゅう食卓にのぼります。

 葉っぱで包まれたごはんのなかで、ポピュラー度No.1なのが「オタオタ」です。屋台で、焼き鳥のように炭火で焼かれている長方形のものを発見したら、それです!

20センチ定規ぐらいの長さと薄さ。葉っぱで包んだ状態で焼いて、そのままテーブルに運ばれてくる。

 「オタオタ(otak otak)」は、魚のすり身のおやつです。メイン料理がくるまでの前菜に、または夜市の買い食いで、マレーシア人はほぼかならずといっていいほど、オタオタをオーダー。

 葉っぱの中は、こんな感じ。

魚のすり身に、ターメリック、生姜、ココナッツミルクなどが練りこまれている。オレンジ部分を手でつまんで食べる。
朝市でもオタオタは人気メニュー。ちなみに、オタオタを直訳すると“脳”。見た目が似ているから、という理由らしい。

 オタオタを初めて食べたとき、ひと口めはスパイスがきいていて異国の味だなぁと思ったのですが、ふた口食べると、あれ? 日本にもあるかも、と。頭に浮かんだのは、かまぼこ! 食感はやわらかく、ほのかな辛さはあるけれど、口のなかにフワッと広がる魚の香りが、かまぼこなのです!

 けっして派手な料理でないけれど、屋台で注文すると焼きたて熱々が食べられるし、ねりもの好きの私はすっかりとりこに。今ではマレーシア人並みに、見つけたらかならず注文しています。

 さて、このオタオタ、マレーシア全土で食べられるのですが、とくにマレー半島の南、ジョホール州のムア地区の名物。

左のメニュー写真に注目。「ムア(MUAR)のオタオタ」と地名がアピールされている。

 オタオタ好きとしては食べてみたい! と、クアラルンプールから高速バスで3時間半。オタオタを食べにムアに行ってきました!

<次のページ> ムア人のオタオタに対する情熱はすごかった!

2017.11.10(金)

文・撮影=古川音(マレーシアごはんの会)

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