B級ご当地グルメを競うB-1グランプリで一躍有名になった名物「富士宮やきそば」。その特徴は富士宮市内4つの製麺業者の蒸し麺を使ったコシのあるもちっとした麺。店によって異なるソースの味付けやトッピングが腕の見せ所だ。やきそばを食べられる店は市内に約160店舗もあり、そこかしこにソースの香りが漂っている。ここではその中の4店をご紹介。
» 第2回 やきそば作って15年の職人技「ゆぐち」
» 第3回 基本の味「富士宮やきそば学会・直営店」
» 第4回 富士宮やきそばのルーツ「前島」
ソースの香りや焼ける音
五感でやきそばを味わう
◆うるおいてい
テーブルはすべて鉄板付きで、店長や店員が目の前でやきそばを作ってくれる。もうもうとあがる煙やそばの焼けるジュージューとした音が前菜代わり。
8種類以上をブレンドしたウスター系の甘辛ソースで味付けし、そばの中央に落とした朝取りたまごが半熟になる頃、イワシの削り粉と青のりをたっぷりかければ完成。
もちもちした細麺とシャキシャキのキャベツやネギなど、具材とのバランスも抜群。自家製の辛子みそで味の変化も楽しめる。
うるおいてい
所在地 静岡県富士宮市淀師415-2
電話番号 0544-24-7155
営業時間 火~金曜 11:30~14:00/16:30~19:30(L.O.)、土日祝 11:00~19:00 ※売り切れ次第終了
定休日 月曜(祝日の場合は翌日休)・第3火曜
アクセス JR西富士宮駅から徒歩15分
http://www.uruoi-tei.com/
2017.07.31(月)
Text=Hiroya Ishikawa
Photographs=Ichisei Hiramatsu