今年、2017年に開港150年を迎えた神戸では、「海フェスタ神戸」をはじめ、様々なイベントがにぎやかに開催されています。そんな街で、ぜひ体験したい、楽しいアフタヌーンティーを発見。さっそく、ご紹介しましょう。
女性が憧れる「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」のアフタヌーンティーで、その名も「KOBE♥Afternoon Tea」。
右:ガーデンテラスから見る神戸ポートタワー。神戸ならではの海の眺めを楽しんで。
神戸のランドマーク、神戸ポートタワーがある中突堤とハーバーランドの間に建っているホテルは、全70室すべてがオーシャンビュー。
ラグジュアリーなホテル2階のラウンジ&バー「グラン・ブルー」で出されるアフタヌーンティーやケーキセットは、すでにスイーツファンの間で話題になっています。兵庫県産イチゴでの「Sweet ストロベリー アフタヌーンティー」や、国内外から約15種類の蜂蜜を集めた「ハニーハニーアフタヌーンティー」など、内容が変わる度に訪れるリピーターも多いのだとか。
「KOBE♥Afternoon Tea」は、2017年7月から9月末までの期間限定で出されるスペシャルな内容。時間も13時から16時まで。
「軽く泡のお酒を飲みながら楽しみたい」という方のために、紅茶などのソフトドリンクとは別に、50mlと控え目サイズのスパークリングワインかシャンパーニュ付きメニューも用意されています。バカンスでリゾート地にいる気分になれそう。
海辺をイメージしたテーブルセッティングで、3段のスタンドが運ばれてくると、歓声が上がります。ブルーのガラスのプレートには、それぞれスイーツ、スコーン、セイボリー。
1皿目のスイーツ。「ラムネとベリーのジュレ 神戸ポートタワーのイメージで」「ホワイトチョコのムース 神戸海洋博物館に見立てて」「ラ・スイートのコーヒー香るティラミス」「ル・パン神戸北野のバナナパウンドケーキ」「神戸クッキー&フリアンディーズ」。
赤くて細長いポートタワー、帆船のような白い神戸海洋博物館、ラ・スイートに見立てたティラミスに、アイシングクッキーのかもめと錨といった神戸港をイメージしたミニチュアは、可愛いだけでなく、とてもおいしい。ホテルのパンやケーキを作る、スイーツ&ベーカリー「ル・パン神戸北野」は、バナナ風味のパウンドケーキに仕立ててあります。ラムネ、コーヒー、バナナなど、神戸にちなんだ素材が使われ、食感も味わいも様々で、食べ飽きません。
2皿目は、スコーン。
神戸港に初めて輸入されたバナナにちなんでの「ル・パン特製バナナのスコーン」です。添えられているのは、バナナ風味にぴったりのチョコレートソース、クロテッドクリーム、メープルシロップ。ふんわり、しっとりしたスコーンは、ほんのりバナナ風味。チョコレートソースを付けると、ちょっぴり大人の味わいになりました。
3皿目は、甘くないフード、セイボリー。
「ル・パン特製ブレッドのサンドイッチ」は、リッチなローストビーフサンド。コク深い味わいの「洋食の町神戸“ビーフシチュー”」が盛られているのは、ホテルならでは。楽しいのは「神戸牛の肉まん!? “ラ・スイートスタイル”」のプチシュー。中華街を意識した一品なのだそう。「オリーブのマリネ」は、神戸に日本最古のオリーブの木があり、北野町にはオリーブ園があったことにちなんでいます。
一品一品をつまみながら、ゆっくり「KOBE♥Afternoon Tea」を楽しみましょう。神戸の港や街を歩いているような気分で、会話も心も弾みます。開港150年の神戸の素敵な思い出になること、まちがいなし。
2017.07.23(日)
文・撮影=そおだよおこ