あのアマンがラオスの古都に開いた
「アマンタカ」で手工芸品作りに挑む

多様なアクティビティは
アマンタカの贈り物

アマンタカの中庭の夜景。

 ルアンパバーンの町は治安が良いことから、一人旅から母娘旅まで様々な女性客がやってくる。そうした女性客や、カルチャー派、アウトドア派にも喜んでもらえるよう、アマンタカには数々のアクティビティが用意されている。中でもジャングルツアーやエレファントライディング、リバークルーズ、カヤックなど自然に遊ぶアドベンチャーが好評だ。

ラオスで新年などに行われる精霊儀式「バーシー」。アマンタカではゲストの旅立ちの際に無事を祈る。

左：ハマム内にあるプランジプール。
右：毎日4時～6時にアフタヌーンティーを提供。日替わりでラオス伝統のスウィーツやハーブティーなども楽しめる。

左：スパのトリートメントルームは4室。人気はオイルを使わないラオ式マッサージと、ラオ伝統の詠唱儀式バーシーを採り入れたバーシートリートメント。双方とも古くから伝わる民間療法。
右：アマンスパで使用するオーガニック・ハーバルオイル。

アマンタカの前庭にあるブティック＆アートギャラリー。アンティーク品や伝統手工芸品が並ぶ。ジュエリーや服は担当デザイナーのオリジナルコレクション。

 一方、アート＆カルチャー系では、ラオスに伝わる伝統芸術のすべてをこまやかに説き明かす専属アドバイザーのTiao Somsanith Nithakhong氏、通称ニシ先生がいる。民族舞踊や伝統音楽、郷土の人形劇のほか、フラワーアレンジ、金箔ステンシルやラオス漆器、金銀シルバー刺繍など、実に様々なワークショップが用意されており、ゲストは心ゆくまで手工芸品作りに挑戦できる。

左：ニシ先生による「金銀ビーズの刺繡」。
右：ニシ先生の刺繡デモンストレーション。

左：刺繡に使う金糸。参加者は見よう見まねでトライ。
右：ディナータイムにプールサイドで披露されるラオスの民族舞踊。

 ちなみにニシ先生は、早朝の托鉢が初体験というゲストにはともに道路に座り、諸々の所作を伝授。またディナーとともに楽しむ“民族舞踊の夕べ”では、演奏者に交じって自ら伝統楽器の演奏までする多才な人物である。

Photo＝Hiroshi Abe
Text＝Kyoko Sekine
Special Thanks＝Keomaly(HAPPY SMILE TOUR)