今日の絶景

今日の絶景

オーストリアの古都の川に現れた
ドーム状の謎のオブジェの正体とは?

Magnificent View #1203
ムーアインゼル(オーストリア)

(C)David & Micha Sheldon / Masterfile / amanaimages

 オーストリア第二の都市、グラーツ。15世紀に城塞都市が築かれて発展したこの街には多くの歴史的建造物が残り、中世が薫る旧市街は世界遺産にもなっている。

 そんな歴史ある街を散策していると、突如、ムーア川に巨大な貝のような形をした建造物が現われる。「ムーアに浮かぶ貝」という名のムーアインゼルだ。

 長さ約50メートル、幅約20メートル。いったいこれはなにかといえば、人工の中洲。2本の桟橋によって川の両岸とつながり、人々は自由にここを往来でき、中にはカフェとシアターもある。

 設計は、ニューヨーク出身の気鋭のアーティスト、ヴィト・アコンチ。2003年、ヨーロッパの特定の都市で一年間を通じてさまざまなイベントを行う文化事業の開催地「欧州文化首都」にグラーツが選ばれたことを記念して、建造された。

 情緒あふれる歴史建造物も、こんなモダンな建物もあるグラーツ。「建築の宝石箱」と呼ばれるにふさわしい街を、各国からの旅行者が訪れている。

2017.01.15(日)

文=芹澤和美

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