今日の絶景

今日の絶景

「タイ近代化の父」が造った宮殿は
母国と欧州の建築様式を見事に折衷

Magnificent View #1185
チャクリー・マハ・プラサート宮殿(タイ)

(C)Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 バンコク観光の定番スポットといえば、王宮。敷地内にはいくつかの宮殿が立っているが、ひときわ存在感を放っているのが、チャクリー・マハ・プラサート宮殿だ。

 完成は1882年。時の国王、ラーマ5世によって建てられた。建物は1階から3階までは大理石を用いたルネッサンス様式、屋根と尖塔はタイの伝統的な様式、庭園は西欧の宮殿風という、独特な折衷建築だ。

 ラーマ5世といえば、16歳で王に即位し、西洋勢力の侵略を防ぎつつ国内の近代化を急速に進めた、歴史に名を残す国王。「タイ近代化の父」と称えられ、いまだ国民からの人気も高い。

 この宮殿にはラーマ8世までが居住し、彼の孫で2016年になくなったプミポン国王は、ここから約3キロ離れたチット・ラダー宮殿に暮らしていた。現在、ここは儀式や祭典の場として使われている。

2016.12.28(水)

文=芹澤和美

同じテーマの記事

もっと見る

TRAVEL} 新着記事

もっと見る

  • X BRAND
  • ILTM
ページの上部へ