吉田昌佐美のブランド魂発見!

吉田昌佐美のブランド魂発見!

どんなまつ毛にも結果を出す!
常識を打ち破り続けるヘレナの開発力

vol.29_HELENA RUBINSTEIN

ヘレナのマスカラには「はじめて物語」がいっぱい

右から:1958年に誕生した「マスカラ マティック」のDNAを受け継ぐ超ロングセラー。ロング ラッシュ マスカラ 97 3,500円、ヘレナのマスカラ力を知らしめた「ラッシュ クイーン」ファミリーから。ゴージャスなボリューム&カールで目元を色っぽく。パッケージも人気。ラッシュ クイーン セクシー ブラック WP 01 4,800円、最新作は美ボリューム仕上げでまつ毛ケアも。同 ワンダーブラック 01 5,300円、上品なボリューム&セパレート、スマッジプルーフを両立。 同 クリーンボリューム ブラック 01 4,800円、リフトアップボリュームで「デカ目」ブームを牽引。日本でNo.1人気。同 コブラブラック WP 01 4,800円、黒々とした長さと濃密なボリュームで視線を釘づけ!! 同 フェリン ブラック WP 01 4,800円/ヘレナ ルビンスタイン

 今回はヘレナ ルビンスタインのマスカラ篇。CREA世代にはラッシュ クイーンがお馴染みだと思うけれど、110年を超える歴史(ブランド創立は1902年)の中で数々の傑作マスカラを生み出してきた。

 「創始者のマダム ヘレナ ルビンスタインは世界中の女性を美しくしたいと願い、世の中にない化粧品を作るために情熱を注いできました。マスカラの開発でもさまざまなチャレンジをしていて1939年に世界初のウォータープルーフ処方のマスカラを発表。当時はチューブに入ったマスカラ液を、ブラシにとりだしてつけるというものでした。1958年には世界初となるブラシ一体型の「マスカラ マティック」が発売に。ヘレナ ルビンスタインが脚光を浴びる最初のマスカラとなりました」と話すのはヘレナ ルビンスタイン マーケティング部 プロダクト マネージャーの青木太維さん。

 マスカラ マティックは1964年に「ロング ラッシュ マスカラ」と名前が変わり、以来50年以上にわたって愛され続ける現役選手。写真の一番右側のマスカラがそれ。シルク繊維が配合され、短いまつ毛も長く、セパレート。金属製のコイル状ブラシで劣化しにくいためレフィルが発売されているのは今やこれだけかも。

「細身のブラシで塗りやすいと根強い人気があります。他のマスカラを使っても仕上げはロング ラッシュでというお客様も多いんですよ」(青木さん)

 新旧交代が激しいマスカラ界で生き続けること自体が奇跡。こうした名品を大事にしながら革新的なマスカラを作り続けるヘレナの開発力。マダムの情熱とこだわりが脈々と息づいているようだ。90年代には、驚異的なロングまつ毛を叶えるスペクタキュラー マスカラ、超カール効果のヴァティジニアス マスカラ(お世話になりました!)など仕事人が続々と登場。そして2004年、ボリュームマスカラ時代の幕開けを飾る“まつ毛の女王”が誕生する。

<次のページ> マスカラの新たな価値観

2016.11.02(水)

文=吉田昌佐美
撮影=吉田健一

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