今日の絶景

今日の絶景

白い家々が連なるモロッコの街で
アラブとスペインの文化が交じり合う

Magnificent View #691
テトゥアン(モロッコ)

(C) Marco Cristofori / Masterfile / amanaimages

 テトゥアンは、アフリカとヨーロッパを隔てるジブラルタル海峡からわずか60キロほど内陸に位置する街。ここにはスペインとイスラムの文化が入り混じった独特の雰囲気が流れている。

 レコンキスタ(国土回復運動)で陥落したイベリア半島のグラナダから、イスラム教徒のムーア人がこの地に逃れ、都市造りを始めたのは1492年のこと。16世紀には頑強な城砦も建設され、現在の街の原型が完成した。当時の面影を残す旧市街は、世界遺産にもなっている。

 道路標識にはアラビア語とスペイン語が併記され、市民の多くがスペイン語を話すことができるミクスカルチャーな街、テトゥアン。旧市街を歩くなら、家々の扉に注目を。先祖の出身がどこであるか一目で分かるマークが記されているという。

2015.08.22(土)

文=芹澤和美

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