「星空の黒牛」は星がキレイな北海道・標茶から。ほかにも赤身自慢の「えりもの短角牛」なども登場する

 楽しいサラダが終わったら、スープでも北海道の季節の味を楽しみ、締めにやはり北海道の牛肉。この日は「星空の黒牛」というロマンティックな名前の牛を焼いていただいた。標茶のまだ新しいブランド牛だが、サシも上品に入って、でも軽い親しみやすい味だった。

 そんなふうに「ル ゴロワ」に行くと北海道の旬を味わえる。北海道のあちこちから選び抜いた素材だから、まるで極上の物産館かセレクトショップ! たぶん、次は大好物のとうもろこし。サラダにも入るかもしれないし、ポタージュはもちろんだし、つけあわせにも出てきちゃったりして! と、もろこし妄想をふくらませて楽しみにしている。

 いつも同じものを注文するんだけど食べるものは違って、でも、やっぱり同じ安心感のある味で。「ル ゴロワ」は欠かせない。

Column

北條芽以のLOVEレストラン

美味なるLOVEなひと皿を求めてレストランに通う日々。
著者が偏愛する、この季節、このお店のLOVEはいったい何? あなたの次のレストラン選びに参考になること間違いなし!

2011.09.29(木)
text:Mei Hojo