中村恭子のゆるマクロビをはじめよう

中村恭子のゆるマクロビをはじめよう

「豆腐マヨ」で仕上げるスイーツサラダ
「さつま芋」のマクロビレシピ

 穀物や野菜を中心とした食事法、マクロビオティック。この連載では旬の食材を使った簡単マクロビレシピを紹介します。オールベジとは思えないしっかりしたおいしさと食べごたえは、週末のブランチや友人の集まるパーティレシピにもぴったり。ストイックになりすぎない「ゆるマクロビ」をはじめましょう。

「さつま芋」のスイーツサラダ

 秋においしい、さつま芋とリンゴをメインに使ったスイーツサラダを作ります。さつま芋、リンゴ、レーズン、三つの食材の甘さを引き立てるのは、マスタードを合わせた豆腐マヨネーズです。

 またカリカリッとした食感が楽しめる、ローストクルミの香ばしさもおいしさのポイントです。クルミにはシミやそばかすの予防・皮膚の血流を促進する効果があり、リンゴの皮に含まれるポリフェノールには活性酸素を除去する働きがあるため、美肌効果が期待できます。

 さつま芋とクルミ、リンゴのトリプルパワーが美肌&アンチエイジングに役立つ、おいしいビューティレシピです。夏に疲れた肌を労わるために、ぜひ作ってみてくださいね!

【旬の食材】さつま芋

「さつま芋」は痩せた土地でも育つので、昔は飢饉の際に人々を救う役割を担っていました。主成分はデンプンですが、カロリーは米や小麦の1/3程度と低く、イモ類の中で最もビタミンCの含有量が多いほか食物繊維がたっぷり含まれており、体の内も外もキレイにしてくれる優秀な野菜です。皮の赤い色素に含まれるアントシアニンには抗酸化作用がありアンチエイジング効果も期待できます。

 そして、なんといっても女性にとってうれしいのは、ホクホクとした食感と甘さ。マクロビ的には甘味料やフルーツなどの甘味の多くは体を冷やす陰性に属すのに対し、さつま芋は地中に育つ根菜のため体を温めると考えます。冷え性の方にとっては安心して取り入れられる天然のスイーツです。

 この甘味は、デンプン分解酵素のアミラーゼによるもので、ゆっくりと加熱することによって引き出されます。ふかし芋や焼き芋などの昔ながらのおやつは、涼しくなり始めるこれからの季節、ぜひ取り入れたいものです。

 また漢方では気力と体力をつける食材と言われている「さつま芋」。なんとなく元気がない時、ここ一番にスタミナをつけたい時、そんな時には優しい甘さで心も体もほっとするさつま芋を食べてみてくださいね。

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2014.09.12(金)

文=中村恭子
撮影=秋元良平

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