推薦人:舞鶴一雄さん(西陣まいづる)
「五辻の昆布」のおやつ昆布

「おやつ昆布」(左上より時計回りに) 衣笠(酢昆布)620円、上七軒(根昆布のきな粉餅)515円、柚風味570円、梅風味570円、ごまほいろ365円、司梅570円/五辻の昆布(すべて税込価格)

 西陣織は、主に金糸銀糸を織り込んだ帯で有名な日本最高級の絹織物で、世界に誇れる美術工芸品と言えるでしょう。室町時代に足利義政の跡目争いで勃発した「応仁の乱」の西軍の陣地後に、戦後職人が集まってきたという地名から「西陣織」と呼ばれるようになりました。

「西陣まいづる」(外部リンク)の舞鶴一雄さん。五辻の昆布のおやつ昆布のほかには、老松の夏柑糖、本田味噌本店の一わんみそ汁、茶楽の京わらびもち、フルーツパーラー クリケットのクリケット ゼリー、和久傳の西湖、麩嘉の麩まんじゅうなどもお好みだとか。

 舞鶴一雄さんは、西陣のほぼ真ん中にあり特に高級品生産で有名な「西陣まいづる」の社長を務められています。仕事でもよく使うご推薦のお土産は、ご自分も食べておいしいという、「五辻の昆布」のものです。

 五辻の昆布は明治35年創業で、同じ西陣の中に店を構えており、忙しい西陣織の職人の伝統的ファストフードとして身近な存在だったそうです。様々な商品の中、お土産として紹介するのは「おやつ昆布」です。揚げたもの、魚のすり身と合わせたもの、根昆布のきな粉餅、等々、趣向を凝らした多種多様の商品があります。お茶漬け用昆布もおいしいです。

 素材には最高級の道南の真昆布などを使用しています。先代の名物社長、久世喜一さんのお人柄と社員教育のたまもので、「店員さんの応対が素晴らしい」と舞鶴さんは感心されています。50種類以上ある京都の名所を描いた伝統のパッケージ袋に入っており、京都土産として最適でしょう。

 ちなみに、西陣まいづるの帯は小売りはしていないのですが、舞鶴さんの奥さまが営むセレクトショップ「きもの 鶴」(外部リンク)にて良心的な価格で購入できます。

五辻の昆布
所在地 京都市上京区五辻通千本東入る西五辻東町74-2
電話番号 075-431-0719 
FAX 075-451-8803
URL http://itutuji.com/

小林禎弘
フォトグラファー。京都市生まれの京都市育ち。同志社大学を卒業後3年間の公務員を経て撮影の世界へ。雑誌、書籍、広告を舞台として、京都を中心に西日本を幅広くカバー。「撮影歴30年ですが、それくらいでは京都の事はまだまだわかりまへん」。

2014.08.29(金)
文・撮影=小林禎弘

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