33メートルの長~い一本麺はまさに職人技!【四川料理 京華樓 本館】

 年越しそばなど、日本でも長いものを食べると長生きするといった縁起かつぎをしますが、「四川料理 京華樓 本館」でいただける麺はなんと33メートル。ひとつのどんぶりの中に、恐ろしく長い麵が1本だけ入っているのです。その名も「四川タンタン一本麺」。

 麺は手打ちで、食べやすい太さに伸ばしながら大きい鍋に投げ入れていきます。全身を使ってリズミカルに投入する姿は踊っているようにも見え、縦横無尽に麺を操るさまは麺の魔術か手品師かと思えるほど。ガラス越しに厨房が見学できる席もあるので、興味があればぜひ。

 ひとつの大鍋で1本しか茹でられないので、店が混み合っているときは提供までに時間がかかってしまいますが、ほかの料理を楽しみながらのんびり待つといいでしょう。

 ちょっと太めのストレート麺はつるつるなめらかで、コシもあり、小麦の香りもしっかり。辛いけれどまろやかなゴマたっぷりのスープによく絡みます。長いね~などと話ながらみんなでシェアしても盛り上がりますし、ひとりで一気に33メートルをすするのに挑戦してもよし。おいしくて楽しい笑顔が生まれる麺は、確かに寿命がのびそうな幸せな時間を運んでくれます。

四川料理 京華樓 本館

所在地 神奈川県横浜市中区山下町138
電話番号 045-211-2866
営業時間 11:30~21:30、土・日曜・祝日11:00~
定休日 無休
交通 みなとみらい線元町・中華街駅より徒歩5分

2024.02.09(金)
文=嶺月香里
撮影=榎本麻美