こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。

 乾燥する今の季節は、ボディクリームが手放せませんよね。

 私は一年を通じてボディクリームを使っていますが、数種類のアイテムを季節と部位で使い分けています。

 今の時期は、より保護感を感じられるこってり系のクリームを使うことが多いのですが、こってり系で辛いのは、伸ばしづらくて塗りムラができやすいこと。

 使い続けるなかで、塗り方のコツをつかんだので、オススメしたいボディクリームと一緒にご紹介します。


心も潤おしてくれるシスレー

 まずはオススメしたいアイテムから。

 私は超乾燥肌なので、今の時期はお腹やスネ等あらゆる場所がカサカサしがちです。

 そのため使うケアアイテムは、夏は伸びの良いローションタイプを使うことが多い一方、今のような乾燥期には保護感の強いクリーム系を多用します。

 なかでも気に入っているのは、シスレー。

 シスレーのアイテムはボディクリームとして秀逸なのはもちろん、香りがとても華やかで、塗ると気持ちが上向きになるのもお気に入りの理由です。

 これは強く主張したいのですが、上質な香りに包まれていると、精神もなんとなく高貴な感じになると言いますか、凛とした人でありたいと自然に思えてきたりしませんか?

 そういう意味で香りの良いボディクリームを使うのは、とてもオススメ。香り自体が強すぎず、しかも一日を通じてほのかに立ち上ってくれるので、お値段以上の価値があると私は思っているのです。

 ひとつめのボディクリームは、人気の「クレーム フリュイド レパラトリス コール N」(200mL 19,800円)。

 お肌がとても乾燥している時や日焼けなどでダメージを受けた時にバリア機能の修復が期待される、としています。“修復”レベルの実力なので、そこそここってりしていて、使わず嫌いになる人もいるかもしれないと思うのですが、塗り方のコツをつかむと、「頼もしさレベル」は急上昇。

 こってりとしているだけに「保護されている」感覚がしっかりとあり、しかもそれがとても長く続いて、一度塗ったら一日中安心していられます。

 ちなみに、ボディクリームはポンプタイプが好きな私としては、形状も好ましく、通年アイテムとして常備したい一品です。

 続いては、「ブラックローズ ビューティファイング ボディ エマルジョン」(200mL 19,800円)。

 こちらは先ほどの「クレーム フリュイド レパラトリス コール N」よりも伸びがよく、使いやすいです。

 伸ばすとすぐに液状になるため、少量でもさっと全身に行き渡らせることができます。

 希少な「ブラックローズ」のエキスが使用されており、保湿力が高いだけでなく、香りがとてもゴージャス! ブラックローズは肌の深部に働きかけるらしく、潤いだけでなく「ふっくら」を叶えることを期待できるのもエイジング世代には頼もしい要素です。

 最後は、「コンフォール ベルベット ボディ クリーム」(200mL 17,600円)。

 こちらは硬さとケア力が先の2つの中間くらいで、「こっくりしながら塗りやすく、ケアもしっかり」という印象です。

 保護力が強いので、塗ると膜が張られたような感覚になるのですが、それがしなやかで薄く、嫌な感じでないのです。

 しっかり浸透させるように使うと、日ごとに肌の脂質が蓄えられるのか、はたまたなにかのバランスが整うのか、自分でも肌が生命力を取り戻していく感覚を持てました。私の場合は、使い始めて数日で弾力肌が叶い、とても嬉しく感じました。

2023.01.29(日)
文・写真=にらさわあきこ