2018年、上海はラグジュアリーホテルの開業ラッシュ。

 そのひとつが、静安地区の大型商業施設、HKRI Taikoo Huiの一画にオープンしたコンテンポラリーデザイナーズホテル「ザ スコータイ上海」です。

 タイ・バンコクでは緑あふれるクラシカルな雰囲気のホテルとして名の知られたスコータイホテルですが、上海では打って変わってモダンなテイストになっています。

 デザインを手掛けたのは、上海市内でも数多くの人気レストランの内装を手掛ける他、国際的にも活躍しているデザインファーム「ネリー・アンド・フー」なので、館内を見てまわるのも楽しめます。

 そのうえ、30の国内外のアーティスト作品を誇る同ホテル。中でも、日本のデジタルアートチームの「teamLab」の作品は必見です。

あのSLHに加盟する
上海唯一のホテル

 ザ スコータイ上海は、洗練されたデザインと好立地、パーソナライズされたサービスを提供する、世界80か国以上約500のホテルが加盟しているSmall Luxury Hotels of the World (SLH) に上海で唯一名を連ねています。

 170の客室と31のレジデンススタイルのスイートルーム、計201室は44~172平米と広めの造りになっています。

 2019年3月にようやくリリースされた最上階17階のスイートルームはリビングルーム、キッチン、ダイニング、ベッドルーム、バスルームとそれぞれ独立した部屋で設計されたデザイン。

 イベントやパーティーなどにも最適な空間です。

文=ミシェル