「泊まれる茶室」がコンセプト
上質な和体験を味わおう

 世界初の「禅×ミニマリズム」ホテル、「hotel zen Tokyo(ホテル・ゼン・トーキョー)」が東京・日本橋人形町にグランドオープンする。

テーマは「泊まれる茶室」。従来のカプセルホテルを刷新したホテル・ゼン・トーキョー。
テーマは「泊まれる茶室」。従来のカプセルホテルを刷新したホテル・ゼン・トーキョー。

 ホテル・ゼン・トーキョーは、従来のカプセルホテルのイメージを新しくした世界初の「禅×ミニマリズム」ホテルだ。

 各客室は天井高が2メートル以上。シモンズ・ベッドを取り入れ、壁には日本画が飾られるなど、ミニマルな空間でありながら上質な和体験を提供する。

千利休が生み出した茶室の傑作「待庵」を再解釈した和モダンな空間。
千利休が生み出した茶室の傑作「待庵」を再解釈した和モダンな空間。
ホテル館内は全7フロア。ベッドサイズや部屋の広さに応じて5種類、合計78の客室がある。
ホテル館内は全7フロア。ベッドサイズや部屋の広さに応じて5種類、合計78の客室がある。
各部屋それぞれの床の間には、次世代へと日本画を引き継ぐ4名の日本人アーティストによる作品が飾られている。
各部屋それぞれの床の間には、次世代へと日本画を引き継ぐ4名の日本人アーティストによる作品が飾られている。
着物にインスパイアされたシルエットのルームウェア。
着物にインスパイアされたシルエットのルームウェア。

 館内で羽織るホテルのオリジナル・ルームウェアは、SOMA DESIGNクリエイティブディレクター・デザイナーである廣川玉枝氏のデザイン。

 市中の山居である茶室空間の中、自然の風景を身に纏い、禅の心を引き寄せるデザインとなっている。

バー・ラウンジ「TAIAN」は、宿泊客だけでなく外部からも利用できる。2019年春以降には「Restaurant TOYO」と共に、期間限定のフードメニューをローンチ予定。
バー・ラウンジ「TAIAN」は、宿泊客だけでなく外部からも利用できる。2019年春以降には「Restaurant TOYO」と共に、期間限定のフードメニューをローンチ予定。

 正面に鉄の茶室のオブジェが設えられた、スタイリッシュな空間のバー・ラウンジ「TAIAN」がある。

 ドリンクメニューはフランス・パリ「Restaurant TOYO」東京ミッドタウン日比谷店の総支配人兼シェフソムリエを務める成澤亨太氏の監修だ。

 「日本産」にこだわり、厳選。日本酒・日本産のリキュールを用いたカクテルが楽しめる。

 ビジネスマンが仕事に使えるワークラウンジやバー・ラウンジなど、部屋以外での時間も存分にくつろげる設計となっている「ホテル・ゼン・トーキョー」。グランドオープンは2019年4月上旬だ。

 ホテルの場所は人形町駅から徒歩1分という好立地。浅草・銀座・秋葉原等の観光地や、東京駅・羽田空港・成田空港へのアクセスも良い。

 宿泊料金は6,000円から。

 観光にも、ビジネスユースにも適した世界初の「禅×ミニマリズム」、ぜひ一度体験しに訪れてみては。

hotel zen tokyo

所在地 東京都中央区日本橋人形町1-5-8
交通 人形町駅 徒歩1分、水天宮前駅 徒歩5分
ベッド数 78
開業日 2019年4月上旬 (予定)
https://www.hotelzen.jp/
Facebook https://www.facebook.com/hotelzen.jp
Instagram https://www.instagram.com/hotelzen.jp

2019.03.25(月)
文=木間のどか