ホテルなどでいちごブッフェやいちごアフタヌーンティーが続々と開催されるこの時期。いちごを思う存分味わうのはもちろん、さらに温泉で癒される。そんな夢のようなプランが、栃木県内の「星野リゾート 界」3施設で開催中だ。
50年連続でいちご生産量国内1位を誇る、いちご王国の栃木県。その栃木県内には、星野リゾートが運営する温泉旅館「界 川治」「界 鬼怒川」「界 日光」の3軒があり、それぞれの施設の特徴を活かした“いちご滞在”が楽しめる。
期間はいずれも、2019年2月28日(木)まで。ぜひこの機会に、贅沢な温泉旅を。
いちご摘みとお菓子づくり
“里山いちご滞在プラン”
◆星野リゾート 界 川治
鬼怒川温泉駅から約15分。鬼怒川と男鹿川が合流する峡谷に開けた川治温泉郷の「星野リゾート 界 川治」は、自然豊かな里山にひっそりと佇む温泉旅館だ。
そんな界 川治のコンセプトは、“里山の知恵”を活かしたおもてなし。敷地内の庭にある水車小屋を1日1組限定で貸し切り、いちご三昧の“里山いちご滞在プラン”が体験できる。
宿に到着したら、敷地内の庭に設けられた水車小屋でチェックイン。小屋の中には、地元のいちご園で作られた“とちおとめ”のプランターが用意されているので、さっそくウェルカムスイーツとして、好きなだけ摘んでいただけるのがうれしい。
栃木県名産のとちおとめは、ほどよい酸味と強い甘さが特徴なので、いくつでも食べられそう。
湯浴みをしたり、部屋で寛いだり、思い思いの時間を過ごしたあと、夜は、収穫したいちごを材料に使った、どら焼きづくりにチャレンジ。
自分で焼き上げた生地に、あんこと生クリーム、いちごを合わせて、自分好みに仕上げていただくという、ここならではのユニークな体験ができる。
翌日の朝は、水車小屋に用意されたホットいちごミルクをどうぞ。いちごの果肉をたっぷり使用したホットいちごミルクは、トッピングにとちおとめのドライフルーツが添えられ、寒い朝にホッと温めてくれる。
また、界 川治ならではの体験として、里山工房できなこ挽きに挑戦するのもおすすめだ。
界 川治では、縄文時代から主食とされてきたといわれる大豆、そして昔から大切な原動力だった水車、石臼、火鉢などにまつわる、里山の日常生活に根付いた“里山の知恵”を楽しめるアクティビティを多数用意している。
中でも手挽きの石臼体験は、大人から子どもまで楽しめると好評。
いちご三昧に里山体験、そして温泉と美食。“里山いちご滞在プラン”は、かつてない贅沢な温泉旅を叶えてくれる。
星野リゾート 界 川治
所在地 栃木県日光市川治温泉川治22
電話番号 0570-073-011(界予約センター)
https://kai-ryokan.jp/kawaji/
文=立花奈緒(ブレーンシップ)