テイストも広さもバラバラなのに、居心地のいい15人の部屋は、部屋づくりのヒントの宝庫。さらに今すぐ欲しいインテリアグッズから大注目のインテリアの聖地・博多ガイドまで、インテリア熱が高まる1冊です。(デスクM)

頑張りすぎない
ドリンク&おやつ

 急な来客や、「ちょっとそこまできたから……」と立ち寄ってくれた友人にも、歓迎! の気持ちを表すことができるのは、ちょっとひと手間を加えた“おもてなしの一杯”。料理研究家の冷水希三子さんが、頑張りすぎないドリンクとおやつの簡単レシピを提案してくれました。黒糖の甘さとふわふわの生クリームがクセになるウインナーコーヒーや、からしバターの効いたハムサンド……“居心地のいい空間づくり”にもきっとひと役買ってくれるはずです。(編集S)

日常を豊かにする「器」

 毎日使うものだからこそ、「器」を見直してみませんか? 「人の暮らしは道具を使う連続。道具を使うことが楽しいと思えれば、一日の質がぐっと上がる」と語るのは、器好きの森岡書店店主・森岡督行さん。確かにお気に入りのお皿で食事をするのは楽しいもの。そんな森岡さんにおすすめの「毎日使いたい器」を教えてもらいました。個展でしか手に入らない一点ものや経年変化を楽しめる器など、食卓から日常を豊かに変える器にきっと出会えるはず。(編集I)

人を招くキッチンのつくり方

 キッチンは、その人の暮らしを現すものの大きなひとつ。今回訪れた井上さん夫妻のお家は、2人が経営する会社、「TETOTETO」の事務所や打ち合わせの場所としても使われていて、2人の場所、というだけではなく“住み開く”人を招くキッチンです。そのため、食器はセットでたくさん。しかし壁の収納が「見せる」ところと「隠す」ところがうまく使われているので、使いやすい構造。人にキッチンを開く、という新しい家をぜひ誌面でも。(編集H)

時を経た古道具に
囲まれた暮らし

 CREAでいつもお世話になっているフォトグラファー、上原未嗣さんのお住まいが素敵だという情報を聞いてお邪魔してみると、そこには落ち着いた木の質感に溢れた空間が。仕事柄、地方を訪れることが多く、旅先で気に入ったものを見つけては、ひとつひとつ手に入れているそうです。欲しいと思ったらスマホから簡単にポチれる時代ですが、上原さんの物集めには丁寧なこだわりが感じられました。(編集K)

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Column

「CREA」今月号の見どころ

「CREA」最新号の見どころを紹介していきます。

2018.12.06(木)
Photographs=Ayumi Yamamoto, Kiichi Fukuda, Tomokatsu Noro(TRIVAL), Tamon Matsuzono, Mitsugu Uehara

CREA 2019年1月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

居心地のいい部屋。

CREA 2019年1月号

巣ごもりしたくなる、幸せ
居心地のいい部屋。

定価780円

好みや条件は人ぞれぞれでも、「このままずっとこもりたい……」と思えるような部屋だと、結構幸せな気がします。キーワードは「居心地のいい部屋」。お宅拝見からアイテム選びまで、新しい年を気持ちのいい部屋で迎えるヒントが詰まった1冊です。