霊峰・男体山を仰ぐ聖地として、古くから多くの参拝者を惹きつけ諸外国のVIPたちからは休息の土地として愛されてきた日光。周辺には効能豊かな名湯も多く、極上の癒やしを得られる無二の場所だ。自分だけの“聖域”に滞在しながら、秋の美学に感嘆する休日を楽しみたい。

これからさらに広がる
ラグジュアリーの選択肢

2017年12月に開業した最新ホテル「日光西町倶楽部 あらとうと」。モダン建築と和の空間とが融合して美しい情緒を醸す大人の隠れ家へは、メイド・イン・ジャパンのクオリティで世界を魅了するブランド“プロテカ”のスーツケースで旅したい。〈手前・左から〉プロテカ360s ブラウン 72,360円、メタリック・シルバー 81,000円 〈奥・左から〉プロテカ ジーニオセンチュリーZ ベージュ 86,400円、ボルドー 75,600円/すべてエース(電話番号:03-5843-0606)

 荘厳な聖地で心を満たし、風情あるリゾートで体を癒やす……。日光はそんな心身に安息をもたらしてくれる唯一無二の土地。長い歴史を誇る名湯・名宿も多く、秋の贅沢を満喫するのに最高のデスティネーションだ。

 日光を旅するなら、まず外せないのが鬼怒川温泉。江戸時代に開湯し、かつては日光山の僧侶と、日光詣をする大名のみが入湯を許されたという格式を誇る。明治に入ってからは、広く一般にも開放され、現在では温泉旅館が連なるリゾート地として人気だ。

 また、川治温泉は雄大な渓谷の風景と、のどかな空気が心地よい古くからの湯治場。日本ならではの情緒を楽しむ旅館が点在する。

 最近では新たなホテル・旅館の開業も続々。昨年には、二社一寺に至近という稀有な立地に全室スイート仕様のホテル「日光西町倶楽部 あらとうと」が登場。2020年には、田母沢御用邸付属邸跡という由緒ある場所に高級温泉旅館「ふふ 日光」、中禅寺湖を望む最高のロケーションには、温泉を備えた「ザ・リッツ・カールトン日光」がオープンを予定している。そのほか会員制高級ホテルの開業計画なども進行中だ。

 今後、一段とラグジュアリーに進化する日光。日帰りでなく滞在して楽しむのが、断然贅沢なのだ。

構成・文=矢野詔次郎
写真=小野祐次

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幸せのカナダ

CREA Traveller 2018年秋号


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