ゴールデンウィークに新潟へ旅行した編集部員が、笹だんごをお土産に持ってきました。

 JR越後湯沢駅の、地方の美味しいもの好きが狂喜する「CoCoLo湯沢 がんぎどおり」でお土産を物色していたところ、新潟名物の笹だんご販売コーナーに目が釘付け! 10種類近くもの、はっきりいってぜんぜん見分けがつかない色々なメーカーの笹だんごが、ナンバリングされてズラーっと並んで売られていたそうです。

 つぶ餡、こし餡、くるみ餡、ばら売り、5個入り、10個入り。たくさんある中からどれがいいか悩むのは、お買い物の醍醐味ってことで。フロア中の同僚に配りたくなり、5種類の笹団子をバリエーションをつけて選んで買ってきてくれました。おやつ記事用に特別に5種類味見をしましたよ。


●越後湯沢名物 笹だんご(京佑)

 小倉餡(つぶ餡)。ヨモギの色が濃い。妙に笹の葉がはがれにくいのは餅生地にもち米粉を使っているからかも? 葉っぱは2枚。


●越後名物 笹だんご(富貴)

 草餅のヨモギが粗く、餅の中に葉の質感が少し見える。葉っぱは3枚で、食用油脂が原材料に入っているためか、餅がつるんとはがれやすい。つぶ餡。


●越後名物 笹だんご(さかたや)

 さっぱりこし餡。他はワラのみで結んであるものがほとんどのところ、片方がテープで巻かれている。葉っぱは3枚で、笹の香りが強く、非常に餅からはがれにくい……。すると同封の紙に「笹のむき方:バナナの皮をむくように笹を細かく裂くと食べやすくむけます」と説明があり、そのとおりにしてみたら上手にむけた! そもそも笹だんごってそうやって食べるものなのかも? と開眼。


●越後名物 笹だんご(ぽけっと)

 こちらもこし餡。一定数いる“つぶ餡苦手人”に好評。草餅の原材料名はだいたい「うるち粉・もち粉」なのだが、こちらのものは「うるち粉(新潟県産)」と表記されていて好印象。その草餅はとってもムチムチで噛みごたえあり。もち粉の成分が多いのかも? 葉っぱは2枚。


●越後湯沢限定 こだわりだんご 笹だんご(ぽけっと)

 最後のこちらは、変わり種の「くるみ入りみそあん」。商品名も他とちょっと違って「越後湯沢限定」と謳ってます。餡はくるみのツブツブ感が残る、インゲン豆を使った甘い味噌味。餅も変わっていて原材料は「上新粉」とあります。葉っぱは2枚。

 とまあ、商品名を書きだしたところであまり違いはありませんでしたが。あんこの好みというのは人によりけっこうあるものなので、配られる方も色々ある中から選ぶのが皆楽しく、キャッキャしながら選んで食べて、朗らかなおやつタイムとなりました!

CoCoLo湯沢 がんぎどおり
http://www.cocolo-station.jp/pc?sc_name=yuzawa

Column

CREA編集部 今日のおやつ

撮影用やお土産、差し入れなどでいただくCREA編集部のおやつをご紹介。今日もごちそうさまでした!

2018.05.22(火)
文・撮影=CREA WEB編集室