ここ数年のパリは、若い世代のパティシエたちが大活躍中。パティスリーにおいてもデザートにおいても、20～30代の新鋭たちが、21世紀前半のスウィーツ黄金時代を築きつつあり、実に刺激的な状況だ。注目の12店をご紹介。
ショコラ講座も開催するユニークな店
◆Edwart(エドゥワール)
美しいボックスに詰め合わせてくれるボンボン。25個入り 22ユーロ。
2014年に誕生したショコラトゥリーの魅力は、独創的な風味を中心にラインナップした30種ほどのボンボン。
フランス人の大好物、チョコレートペーストは、キャラメルノワゼット味など3種。6～7ユーロ。
タスマニアとマダガスカルの2種の胡椒、日本産ウィスキー、タイムとヒースのハチミツなど、独特の風味を小気味よくショコラに組み込んでいて、一粒食べれば、カカオとともにそれぞれの食材の味が、口の中に鮮やかに広がる。
チュイルリー公園に面したこぢんまりとしたブティック。
月に一度ほどのペースでショコラ講座も開催。英語版もあるので機会があれば参加するのも面白いだろう。
Edwart(エドゥワール)
所在地 244 rue de Rivoli 75001 Paris
電話番号 01-49-27-03-55
営業時間 11:00～12:00、13:00～20:00(金～日曜 11:00～20:00)
定休日 無休
※4区にも店舗あり
http://edwart.fr/
Text＝Yukino Kano
Photo＝Shiro Muramatsu、Taisuke Yoshida
