世界を旅する女性トラベルライターが、これまでデジカメのメモリーの奥に眠らせたままだった小ネタをお蔵出しするのがこのコラム。敏腕の4人が、交替で登板します。
第180回は、小野アムスデン道子さんがパリの街をご案内します!
ソルボンヌの学生気分を味わう
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グルメにミュージアムにショッピングに、ついついパリに行ったら張り切っていろいろ回ってしまうけれど、もし1日しか自由時間がないとしたら……パリらしい街並みを地元っ子のように、ちょっとお店をのぞきながら散策して過ごすのはどう?
左岸のマルシェ(庶民の市場)やソルボンヌを訪れ、右岸で洒落たアールデコのホテルに泊まった旅は、逆に今までになくのんびりして、パリを歩いている満足感でいっぱいだった。
物価の高いパリ。今回、朝に到着するのでマルシェを回りたいという目的があったのだが、週末を中心に開催日が決まっていて、昼過ぎには終了してしまうところが多い。あいにく自由な1日は月曜日で、マルシェが閉まっていることが多い曜日だ。
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そこで、マルシェといっても常設の商店が並ぶところに行こうと、左岸の下町カルチェラタンにも近いムフタール通りをぶらぶらして、ソルボンヌ大学の辺りまでお散歩することにした。
メトロ7号線プラス・モンジュの駅を上がったら、目の前のパン屋が朝から開いている。ちょっとのぞくとおいしそうなペストリーがどれも2ユーロしない。ついつい買い食い。
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月曜の朝、まだパン屋以外は開いている店も少なく、ぶらぶらと歩けばパンテオンまですぐ。名だたるフランスの革命家や思想家に、文豪のヴィクトル・ユゴーやキュリー夫妻らが眠る場所だ。
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ここを通り過ぎるとすぐソルボンヌ大学が見える。じっくり見たことがなかったが、早朝に通学してきた学生は、入り口でセキュリティチェックを受けていて、キャンパス内を気軽にのぞくというわけにはいかない。
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大学の前には本屋がいっぱい。正面の噴水近くの本屋でソルボンヌ広場の名前入りのトートバッグが4ユーロ。本を入れて持ち歩くためのものだが、5色あって、いいお土産にもなる。そうこうしているうちに通りのお店が開く時間に。
2018.04.17(火)
文・撮影=小野アムスデン道子