女性は化粧品を選ぶとき、効果効能や使用感、デザインといった特徴から、自分のスタイルと響き合う一品を探す。肌に与えればたちまち内に吸い込まれる化粧水や美容液といったアイテムにも、そこに宿る“女性像”を無意識のうちに感じとっているのである。革新的でありながら、抜群の安定感を誇るブランド、コスメデコルテのスターアイテムを通して、美容ジャーナリスト・齋藤薫が、今の時代を象徴する女性像を探っていく。


コスメデコルテ人格論 prologue
「化粧品にも人格がある」  齋藤薫

 化粧品は、物であって、物でない。人が魂をこめて、想いをこめて、丁寧に創りあげた物には、気がつくと命が吹きこまれ、人格が宿ってる。とりわけ化粧品には、“女性像”のような人格が宿るのだ。だから私たちもじつは無意識に、目指す女性像を選ぶように化粧品を選んでいる。

 化粧品の方も、単にサイエンスを追求するだけじゃない。美に対する想い入れが強いブランドほど、生きているように生き生きとした美人像をその奥に潜ませているものなのだ。

 そういう意味で、時代を象徴する美人像を明快に描き続けてきたのが、コスメデコルテ。しかも“一過性の美しさ”を忙しく追いかけるのではない、不変的でありながら革新的でもある。だから、ときに価値観さえも変える……それが、コスメデコルテがこだわり続ける美人像。ブランドへの熱狂的な支持もそこから生まれるのだ。

 たとえば、松下奈緒さんはまさにそういう存在。正統派の美人にして、幅広い役をこなす演技派女優、でも一方で、そういう既成のワクにはおさまらず、ピアニストとしても活躍。日本フィルとコンチェルトで共演するほどの実力を持ち、作曲もこなす。それだけでも目を見張るのに、一昨年末のNHK紅白の見事な司会ぶりを、あなたは見ただろうか? 紅白初司会の初々しさを残しながらも、ベテランのような堂々たる落ち着きを見せるのには、度肝を抜かれた。そんなふうにこの人は私たちを何度となく驚かせてきたのだ。

 今、一面的ではない美しさを持った女性が輝く時代。しかしこれほどまでに多面的な魅力を持つ人は少ない。それどころか、まだまだ新しい魅力を内に秘めている、かくも無限の才能を持つ人は、本当にまれである。

 コスメデコルテも、創設以来、つねに革新的であり続け、人々を何度となく驚かせてきた。その一方で、10年先も30年先も、きっと変わらぬ支持を集め続けるに違いないロングセラーを、いくつも世に送り出してきた。革新的でありつつ、結果として普遍的なものを生み出している。今まさに、誰もがなりたい女性像を、サイエンスの奥にダブらせてくる、掛けがえのないブランドなのである。

コスメデコルテ ホワイトロジスト スポッツ コンセントレイション EW

美白有効成分・コウジ酸が、過剰にメラニンを作り出すチロシナーゼの働きを抑制。早い時点から働きかけ、メラニン生成を断固ストップ。さらに、マイナスに帯電させたイオンカプセルの反発作用を活用する「デリバリー処方」で、成分をスピーディに浸透させ、攻めの美白を実現。朝・夜、化粧水で肌を整えた後、顔全体または気になる部分に。美白美容液ながら高い保湿力でも人気の逸品。【医薬部外品】20ml ¥8925、40ml ¥15750(レフィル 40ml ¥15225)

URL www.cosmedecorte.com
電話番号 0120-763-325

齋藤薫 Kaoru Saito

女性誌編集者を経て美容ジャーナリスト/エッセイストに。女性誌において多数のエッセイ連載を持つほか、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。『人を幸せにする美人のつくり方』(講談社)、『大人になるほど愛される女は、こう生きる』(講談社)、『The コンプレックス』(中央公論新社)、『なぜ、A型がいちばん美人なのか?』(マガジンハウス)など、著書多数

2012.05.07(月)
text:Kaoru Saito
photograph:Hajime Watanabe

CREA 2012年6月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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