ワイキキ名門ホテルの逸話たち

ワイキキ名門ホテルの逸話たち

ワイキキ「モアナ サーフライダー」が
訪れる者を陶酔へと導く理由とは?

 かつては王族たちのリゾートであったオアフ島ワイキキ。その歴史を継ぐホテルに迎えられ、極上の日々を。

» 第1回 聖水湧く海辺の館「ハレクラニ」
» 第2回 華麗なるピンク・パレス「ロイヤル ハワイアン」

ワイキキの夢を担った
優雅なる名門に酔う

◆Moana Surfrider, A Westin Resort & Spa
(モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパ)

ワイキキのビーチは公共のものだが、ホテル前のビーチエリアはスタッフにより整えられ、プライベート感に溢れる。

 モアナ サーフライダーの館内に開かれたヒストリカル・ルームを訪れると、このホテルがワイキキと歩んだ軌跡に魅入られる。1901年、ワイキキ初の本格的なリゾートホテルとしてオープン。その後、楽園ならではの逸話を生み出しながら、時代と共に深化を重ね、世界が憧れるハワイの象徴であり続けてきた。

左:有名なバニヤンの木は、ホテル創業の3年後に植えられた。現在、州の歴史的な樹木として大切に保護されている。
右:本館となる「バニヤン・ウィング」はアメリカ合衆国の歴史的建造物に登録。建物は変遷を繰り返したが、大規模なリノベーションを経て復活。再び、“ワイキキのファーストレディー”という呼び名にふさわしい優美な佇まいを現している。

 青く澄み渡る海を背景に、高貴なボザール様式のホテルは立つ。玄関をはさんで両脇には、ロッキングチェアが揺れる柱廊。円柱が並び立つロビーを抜けると、バニヤンの緑に覆われた中庭が広がる。この中庭では1935年より、伝説のラジオ番組「ハワイ・コールズ」が世界に向け発信された。番組は40年間、ハワイへの想いを駆り立てたという。

タワーウィングの「ペントハウス・スイート」。
左:ホテルからサンセットを望める。夕暮れ時はぜひ、海沿いに配されたレストランやバーで過ごしたい。
右:ワイキキ最大級の「モアナ ラニ スパ」。オアフ到着後、疲れた体を休めても。

 中庭の先に続くビーチにはスタッフが控え、名門らしいサービスに努める。オーシャンフロントのスパも充実。ハワイの伝統的な癒やしを駆使して、心身に活力をもたらす。バニヤンの大木が茂る岸辺、至高のワイキキが訪れる者を陶酔させる。

朝食やアフタヌーンティーが楽しめるクラシカルな雰囲気の「ザ・ベランダ」が海沿いに。「ビーチハウス・アット・ザ・モアナ」のおすすめは新鮮な島の野菜を使ったシーザーサラダ(16ドル)や、胡椒風味ソースのアヒグリル(41ドル)など。レイトナイトのディナーコース(49ドル~)も。

Moana Surfrider, A Westin Resort & Spa
(モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパ)

所在地 2365 Kalakaua Avenue, Honolulu
電話番号 808-922-3111
客室数 791室
料金 ヒストリック・バニヤン・ルーム 340ドル~、タワー・オーシャン・フロント・スイート 1,350ドル~
http://jp.moana-surfrider.com/

【日本での問い合わせ】
スターウッド予約センター

フリーダイヤル 0120-92-5956

<この記事の掲載号>

CREA Traveller 2018年冬号

古きよき楽園を再発見
愛しきハワイ
Dearest Hawaii

奥深い歴史に出合うオアフ島、神々に愛された最期の聖地・カウアイ島、いくつもの顔を持つビッグアイランド・ハワイ島など、昔から変わらない魅力に溢れるアイランドリゾート。ゆったりと流れるときと共に巡る、くつろぎの旅をご案内します。

定価1110円(税込)

2017.12.13(水)

取材・文=上保雅美
撮影=阿部 浩
コーディネート=工藤まや、よしみだいすけ

※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

CREA Traveller 2018年冬号

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