気になる世界の街角から

気になる世界の街角から

穏やかで美しいチェコの国立公園の
フェンスに刻まれた歴史の記憶とは

さまざまな動植物と触れ合い
サイクリングを楽しむ

 シュマバ国立公園ではたくさんの植物や動物と触れ合えます。社会主義時代の厳重な国境管理体制の下で、この地では商業施設の建設や開発が行われなかったのはもちろん、人の立ち入りが厳しく制限されていたため、すばらしい自然が手つかずのまま残り、まさに野生生物の宝庫となっています。

群生するルピナス。一面に咲き誇る様子に感動。
雑草のアザミも、ここでは自然界の主役級の美しさ。

 国立公園内にはきちんと整備されたサイクリングロードもあります。時間に余裕がある人は大自然のなかでのサイクリングをお勧めします。チェコは世界的にみてもサイクリングがたいへん盛んな国で、国内各地に整備されているサイクリングルートには、わかりやすく色分けされた標識があちこちにあるので、初心者でも楽しめるようになっています。

 また、書店に行けばサイクリングロードマップがずらりとならび、小さな国チェコとは思えないほどの充実ぶり。1人に1台ロードサイクルの国なのです。

左:サイクリングロードの標識が公園内の至るところにあります。
右:サイクリングロードにひょっこり飛び出してきた野生の鹿。

 春から夏にかけて、チェコ各地からたくさんの人が、この自然を楽しみにやってくるシュマバ国立公園。人々は、この土地の歴史を語りながら、今ある自由を満喫しているようです。

シュマバ国立公園
http://www.npsumava.cz/en/

クレメントゆみ子(くれめんと・ゆみこ)
2005年からチェコ共和国プラハ在住のコーディネーター・フリーライター・現地ガイド。日本からの各種メディアの取材・撮影コーディネートからWEBへの執筆、現地日本語ガイドまで幅広く活動する。チェコ・プラハの現地情報を発信するブログ:新チェコ生活日記2 http://prahalife2.exblog.jp/
現地で運営するエージェントのウェブサイト http://www.czechtraveland.com/

2017.10.05(木)

文・撮影=クレメントゆみ子

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