地元の人たちはもちろん、訪れた旅人を魅了する、仙崎のグルメスポットを紹介。

ゆるやかな時を刻むカフェで
おいしく香るコーヒーを一杯

◆Cafe Struggle(カフェ ストラグル)

 自転車旅の疲れを癒しに、地元でも愛される名物カフェへ。ツタに覆われたシンボリックな外観が目をひくこちらは、コーヒーに魅了された仙崎出身の店主が営む。

ツタに覆われた外観は、いまや仙崎のまちのアイコン的存在に。

 農業協同組合の支店だった建物を改築した店内は天井が高く開放感たっぷり。ゆるやかに流れる心地よい音楽に耳を傾けながら、こだわりのコーヒーと手作りスイーツでゆったりと疲れを癒したい。

古い小学校をイメージしたという店内。業務用の椅子やテーブルは無駄のないシンプルなデザインながら座り心地がよく、ついつい長居してしまいそう。
コーヒーは豆の状態によって日々ブレンドをかえる。カフェラテに使うのは、長門市内の大野窯の萩焼。ヘラで模様を入れたモダンなデザインが店主のお気に入りだとか。ブレンドコーヒー 400円、カフェラテ 450円。
焼き菓子からデザートまで、すべて手作り。看板メニューのクレームブリュレは、たっぷり使った生クリームの濃厚な味わいがコーヒーによく合う。クレームブリュレ 400円。

Cafe Struggle(カフェ ストラグル)
所在地 山口県長門市仙崎1410-1
電話番号 0837-26-1550
営業時間 10:00~19:00
定休日 木曜

仙崎イカをまるごと!

◆㐂楽(きらく)

 見逃せない仙崎グルメのひとつが、「仙崎イカ」として名高いケンサキイカ。こちらのお店は、早朝の市場でとれたばかりの仙崎イカを活造りで食べられるとあって、常に行列が絶えない人気店だ。

 「イカの女王」とも呼ばれる透き通るような艶やかな姿、抜群の甘み、活造りならではのかみごたえのある食感は、まさにここでしか味わうことができない、旅グルメの真骨頂。聞けば、晩秋にあがる仙崎イカは身も厚く、甘みも増しておすすめだとか。賞味しに、ぜひ足を運びたい。

「イカ膳」を頼むと、イカのゲソは好みで天ぷら、塩焼き、または刺身(ブツ切り)にしてくれる。店内の生け簀に泳ぐ活イカを使った「活イカ膳」2,980円、目の前の漁港で仕入れる新鮮なイカを使った「朝どれイカ膳」2,280円。
その日の朝にとれた活イカを食べられるのは期間限定。時期により提供できない場合あり。
活イカと生ウニ。山口の2大海産名物がたっぷりのった贅沢な「活イカ生ウニ丼」2,680円(ウニの価格により変動あり)。

 仙崎イカのほか、地元の名産を使ったメニューが充実しているのもうれしい。山口の地鶏を代表する「長州黒かしわ」は長門市産のもの。ジューシーな旨みがご飯とよく合う、黒かしわを使った親子丼も必食メニューに加えたい。

「黒かしわ 親子丼」1,680円。

㐂楽(きらく)
所在地 山口県長門市仙崎4137-3
電話番号 0837-26-1235
営業時間 11:00~14:30、17:00~20:00(L.O. 19:30)
定休日 不定
http://ikiika-kiraku.com/
※10月1日~1月10日の夜は、前日までに要予約

2017.08.26(土)
文=吉村セイラ
撮影=佐藤 亘