知る人ぞ知る美食の国、マレーシア。この連載では、マレーシアの“おいしいごはん”のとりこになった人たちが集う「マレーシアごはんの会」より、おいしいマレーシア情報をお届け。
首都からちょっと足をのばし
美食の町イポーへ!
KLセントラル駅から高速電車で2時間半。クアラルンプール、コタキナバルに次いで3番目に大きな都市、イポー。山から流れ出る天然水がとても綺麗で、その恵みから、おいしいごはんの宝庫、といわれています。
イポーチキン、イポーヌードル、ソルトチキン、点心、豆腐のスイーツ、もやし、カヤパフ、カスタードプリン……など名物料理を挙げればキリがないほど。
イポーの味は、スパイスや辛さはひかえめで、日本人でも食べやすいシンプルな味つけ。それでいておいしさが際立っているのは、水が育んだ素材そのものの、質の高さのおかげなのです。
また、イポーの中心地は、ニュータウンとオールドタウンの2つのエリアに分かれていて、それぞれのエリアは徒歩でまわることが可能。観光客でも地元の人気店にたどりつけるのも、イポーの魅力。
ということで今回は、イポーで食べ歩き! イギリス発祥のガイドブック『ロンリープラネット』が「2016年アジアで訪れるべき町10」の第6位に選んだイポーを“ごはん目線”で紹介します。
2017.04.07(金)
文・撮影=古川 音(マレーシアごはんの会)