続々とお目見えする外資系ラグジュアリーホテルは、お籠もりするのにふさわしい空間と個性あるアクティビティを兼ね備えているのが大きな魅力。最新の空間、スペシャル感あふれる食の体験、冬にこそ体感したいスパが待っている!

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寒さを忘れる酵素浴
スパ尽くしで美を追求

◆ ハイアット リージェンシー 京都

 2016年に開業10周年を迎えた「ハイアット リージェンシー 京都」。

2016年3月、最上階の5階に新たに登場したKYOTO スイート。広々としたリビングルームやワーキングデスクを備え、京都国立博物館を一望できる。ツインとキングの2タイプがある。

 ホテルでは珍しい鍼灸に定評があるスパに、新たに登場したのが酵素浴だ。使用するのは奈良・吉野から直送される無垢材の桧パウダー。野草や果物から抽出したエキスを加えて自然発酵させた酵素は、まず森林浴をするような香りで癒やしをもたらしてくれる。

【鍼灸スパ】
まずは鍼灸師によるカウンセリングを受け、その結果でカスタムメイドされる施術。痛みはほとんどないため、初心者でも抵抗なく鍼灸を受けることができる。
【酵素浴】
左:浴槽に入っている間はスタッフが常に付き添い、温度の調整などこまやかなケアをしてくれるため、ビギナーでも安心。
右:発酵度合の違う2つの浴槽を使い分ける。

 65~80度の高温となったパウダーが敷き詰められた浴槽に身を横たえ、全身浴で10分と半身浴で5分。短時間でのぼせることもなく身体の内側までしっかり温められれば、汗とともに老廃物や毒素が排出され、代謝や免疫力がアップする効果も。

9つのトリートメントを持つ「RIRAKU スパ アンド フィットネス」。
左:選べるトリートメントとランチの「スパ&キュイジーヌ」14,256円(税・サ込)には季節のフレッシュジュースも含まれる。
右:メインとソース、サイドディッシュを選べるランチ。

 1泊2日で酵素浴を2回と鍼灸など好みのパーソナルトリートメントを組み合わせた「TOJIプラン」は、籠もって体験したいスペシャルなもの。底冷えする冬の京都でこそ体験したいスパ尽くしだ。

グリルで燃えさかる炎や、枯山水の庭を眺める「ザ・グリル」では「TOJIプラン」の朝食や、「スパ&キュイジーヌ」のランチを。
「TOJIプラン」でも選択可能なKYOTO スイート。ヒバの大きな浴槽と御影石の洗い場がある、贅沢な空間使いのバスルーム。

スパ&キュイジーヌ
平日10:00~15:00のみ利用できる日帰りプラン。レストラン最終入店は14:30。東山は月曜休。

RIRAKU スパ アンド フィットネス
電話番号 075-541-3180

ハイアット リージェンシー 京都
所在地  京都市東山区三十三間堂廻り644-2
電話番号 075-541-1234
客室数 187室
料金 1室スタンダードルーム 25,000円~、KYOTO スイート 115,000円~
http://kyoto.regency.hyatt.jp/

Photo=Takashi Shimizu
Text=Mako Yamato