今日の絶景

今日の絶景

岩山に刻まれたあの米国大統領群像は
資金が続けば違う姿になっていた?

Magnificent View #1014
ラシュモア山(アメリカ)

(C)Larry Fisher / Masterfile / amanaimages

 地名よりも、「アメリカの大統領の顔が刻まれている場所」といったほうがなじみがあるかもしれない。サウスダコタ州にあるラシュモア山には、アメリカ建国と発展に寄与した4人の歴代大統領の巨大な彫像がある。

 ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、セオドア・ルーズベルト、エイブラハム・リンカーン。それぞれの大統領の顔は、高さ18メートル以上もある。

 山の中にこれほど大きな彫像が彫られた理由のひとつが、雇用対策。製作が始まった1927年は世界大恐慌の真っ只中。大規模な公共事業は、大きな雇用を生んだ。

 400人もの作業員を要して製作された巨大な記念碑の工事は、着工から14年目の1941年、資金の枯渇と第二次世界大戦の開戦により、未完成のまま終了。本来の設計図では、大統領たちの像は、腰まであるはずだったという。

2016.07.10(日)

文=芹澤和美

同じテーマの記事

もっと見る

TRAVEL} 新着記事

もっと見る

  • X BRAND
  • ILTM
ページの上部へ