熊本や大分の酒をがんがん飲もう！飲むほどに被災地を応援できる店リスト

右京と歌京で出している、熊本県の日本酒と焼酎。

「平成28年熊本地震」に関しては、CREA編集部が考え、村上春樹さんのご賛同をいただいた「CREA〈するめ基金〉熊本」をはじめ、さまざまな支援活動が行われていますし、現地に飛んだ方々も数多くいます。

でも、東京にいて、自分たちの生活の延長線で応援出来ることはないか？

麻布十番にある居酒屋「十番右京」と懐メロダイニングバー「歌京麻布十番」のオーナーの岡田右京さんはそう考え、「熊本県のお酒を飲んでいただくと、売り上げの半分を義援金として熊本県に送る」ことを始めました。

右京は日本酒が百種類ほど揃う居酒屋ですが、「美少年純米吟醸」「花の香純米大吟醸」などの熊本の日本酒、もしくは焼酎を飲めば、知らず知らずのうちに熊本支援が出来ちゃうというわけです。日本酒が苦手なら、麦焼酎「天草」をハイボールにしてもOKですから、ハードルは決して高くありません。

熊本県の蔵元には、震災でかなり深刻な被害にあったところも多い。

その右京さんの試みに賛同して、同じようなかたちで応援しようという料理店がいくつも出てきています。

西麻布の隠れ家和食「霞町三○一ノ一」や築地の「魚河岸三代目千秋」でも同じ様な試みを行っていますし、白金高輪にある中華「蓮香」は熊本産の焼酎を、四谷三丁目の中華「の弥七」では熊本産の日本酒を特別に取り寄せ、今回の震災に役立ててもらうことを決めました。

その他、神戸の炭焼塩ホルモン「あ」グループは各店舗に支援金箱を設置。恵比寿の日本料理「そのやま」は熊本の酒「美少年」を新たに仕入れ、売り上げの一部を義援金にすることを決定。銀座の和食バル「板前バル」は、2016年5月9日(月)と10日(火)に3時間飲み放題の「春のお客様感謝祭!!」を開催し、売り上げの一部を募金することを発表。本所吾妻橋の「割烹船生」でも新たに大分の日本酒「智恵美人」「西の関」を提供し、熊本の食材を積極的に使用。千駄ヶ谷の「vineria HIRANO」はお酒での応援ではないが、天草の鶏肉「天草大王」を使った料理の収益を義援金にすることを発表。銀座の「寿司さいしょ」は熊本の焼酎とワインの売り上げを寄付すると決めました。

また、被災地支援団体「aoSORAnt」は2016年5月1日(日)に「熊本震災チャリティ・カレー」を開催。麻布十番「リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダ」、浅草「オマージュ」、大阪「ラ・シーム」、和歌山「オテル・ド・ヨシノ」のカレーが、銀座の「ラール・エ・ラ・マニエール」で食べられ、収益金はすべて熊本県庁の熊本地震義援金窓口に送られます。

さらには、御茶ノ水の「おでん・小料理狩の川」では球磨焼酎大石の売り上げ全額を寄付。御徒町の「寿司処しゅん御徒町店」では「房の露くまもん」など熊本の焼酎をラインアップに加えて応援を行うなど、ここに挙げていないなかにも、さまざまな飲食店が、さまざまな方法で、今回の熊本地震で被災された方々への応援をしていることでしょう。

幸いなことに被災しなかったみなさま、食べて飲んで支援する方法も考えてみませんか。

●飲めば飲むほど熊本・大分を応援出来る料理店

・十番右京
所在地東京都港区麻布十番2-6-3
電話番号 03-6804-6646

・歌京麻布十番
所在地東京都港区麻布十番1-5-8 ヴェスタビルB1F
電話番号 03-3403-7255

・霞町三○一ノ一(かすみちょうさんまるいちのいち)
所在地東京都港区西麻布2-12-5 MISTY西麻布3F
電話番号 03-6805-3227

・魚河岸三代目千秋
所在地東京都中央区築地4-7-5 築地KYビル1F
電話番号 03-3549-3334
URL http://www.3daime.jp/chiaki.htm

・蓮香(れんしゃん)
所在地東京都港区白金4-1-7
電話番号 03-5422-7373

・の弥七
所在地東京都新宿区荒木町8 木村ビル1F
電話番号 03-3226-7055

・炭焼塩ホルモン「あ」神戸酒場
所在地兵庫県神戸市中央区下山手通1-3-12 ゼウスタウンビル1F
電話番号 078-321-2911

・そのやま
URL https://www.facebook.com/sonoyama.tokyo

・板前バル銀座店
URL http://銀座板前バル.com/

・割烹船生
所在地東京都墨田区東駒形3-5-6 千葉ビル1F
電話番号 03-6312-7055