時間と手間をかけて育まれるヴァニラの恵み

(C)CHANEL

 マダガスカル島にあるシェーダー(専用栽培施設)では、ヴァニラ栽培のエキスパートの女性たちにより約3500本のヴァニラ プラニフォリアが栽培されている。手で一輪一輪受粉し、花や果実(さや)など取り出す成分の特性に合わせて正確なタイミングで摘み取られる。

【masami's memo】

有効成分ディレクターに聞いたヴァニラに関する追記

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 植物に精通するシャネルのインディ・ジョーンズことニコラ フザッティさんによると、ヴァニラ プラニフォリアは実は19世紀はじめ頃にマダガスカル島に輸入されたもの。マダガスカル島には受粉を促す昆虫がいないため手で受粉するそう。それでこの力強さ、頼もしい!

クリスチャン マエさん
シャネル リサーチ&テクノロジー シニア バイス プレジデント。2005、シャネル社に入社。世界に拠点を持つシャネルリサーチ&テクノロジーを統括する。シャネル スキンケアの最先端を知り尽くす研究部門のトップ オブ トップ。

吉田昌佐美
キャリア35年の美容ジャーナリスト。新旧の名品やブランドの歴史を知りつくし、研究員からの信頼も厚い。CREAで長年にわたりナビゲーターを務めた連載「ブランド力調査隊」が今回からパワーアップ。確かな分析力と取材力でブランドの「強み」を解説します。コスメ好きはCREA WEB連載「吉田昌佐美の“早出し”ビューティ裏ばなし」も要チェック。

Column

吉田昌佐美のブランド魂発見!

鋭い視点からの取材力と情報の蓄積に定評を持つキャリア35年の重鎮美容ジャーナリストが、コスメブランドそれぞれの「強み」を解説。さまざまな逸品ビューティアイテムに込められた「魂」に迫ります。

2016.03.06(日)
文=吉田昌佐美
撮影=吉田健一

CREA 2016年3月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

新・東京ガイド。

CREA 2016年3月号

ひとりでも、みんなでも
新・東京ガイド。

定価780円

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