今日の絶景

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きらびやかなクリスマスマーケットは
第二次大戦後のドイツ復興の象徴

Magnificent View #815
ニュルンベルク(ドイツ)

(C) Miles Ertman / Masterfile / amanaimages

 小さな村から大都市まで、2500以上のクリスマスマーケットが立つといわれているドイツ。なかでも知られているのが、南東部に位置する都市ニュルンベルクで行われるマーケットだ。16世紀にはその前身があったといわれ、歴史も長い。

 マーケットは、「幼いキリスト」という意味の「クリストキント」に扮した女の子の開幕宣言でスタートする。メイン会場は街の中央にあるハウプトマルクト広場。ゴシック様式のフラウエン教会をバックに、180もの屋台がひしめく光景は圧巻だ。

 職人の実演あり、城でのパレードあり、中世さながらの郵便馬車も登場するこのクリスマスマーケットはまさに、おとぎの世界。だが、今でこそきらびやかなこのマーケットも、第二次世界大戦で街が壊滅状態になると一時衰退。戦後、瓦礫の山の中にぽつぽつと立ち始めた屋台は、絶望の中の希望の星だったとも言われている。

 街の復興の象徴でもあるニュルンベルクのクリスマスマーケット。毎年11月末からクリスマスイブまで開催され、200万人もの人々が訪れている。

2015.12.24(木)

文=芹澤和美

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