「さつま芋」のマクロビレシピ

■材料(4人分)

・さつま芋:250g
・リンゴ:1/2個
・塩(リンゴ用、加熱調理用):各 少々
・レーズン:20g
・クルミ:20g(他にトッピング用 お好みで5~10g)
・リンゴジュース:60cc

・豆腐マヨネーズ:大さじ3(作り方はポテトサラダを参照)
・マスタード:小さじ1
・メープルシロップ:小さじ1

■作り方

(1) さつま芋は皮付きのまま洗い、1センチの輪切りにして水にさらしておく。(あく抜きをし変色を防ぐ)
(2) リンゴは皮付きのまま塩をつけてよく洗い半分を使用。6等分のくし形切りにした後、種の部分を除き、厚さ7、8ミリのいちょう切りにする。(今回使用するのは1/2個)

塩をリンゴの皮にこすりつけるようにしてから、溜め水で塩を流し、最後に流水で洗う。

(3) クルミは余熱なし150℃のオーブンでローストし、粗熱が取れたら手で荒く砕く。

ローストしたクルミが食感のアクセントになります。

(4) 鍋に水気を切ったさつま芋、リンゴ、塩、リンゴジュースを入れて蓋をし、弱火で15分から20分加熱する。

加熱前の鍋の様子。

(5) さつま芋に竹串がすっと通れば火を止め、レーズンを加えて蓋をしてしばらく蒸らす。

加熱後の鍋の様子。

(6) 豆腐マヨネーズとマスタード、メープルシロップを混ぜてドレッシングを作る。

<仕上げ>
(1) さつま芋の2/3は皮を剥きマッシュにして、ドレッシングと合わせる。加熱したあとの煮汁は捨てずに調整用に残しておく。

マッシュしたサツマイモにドレッシングを合わせることでメリハリのある味がつきやすい。

(2) 残りのさつま芋は一切れを8等分の放射状にカットする。
(3) (1)に(2)のさつま芋、リンゴ、レーズン、クルミを合わせてゴムベラで混ぜ合わせる。味見をして物足りなければ、煮汁を加えて味を整える。
(4) 盛り付けてトッピング用のクルミを飾る。

【ワンポイント】
※リンゴの皮を使う場合は塩でこすり洗いするようにすると良い。農薬が落ちやすくなる。
※さつま芋とリンゴの加熱は弱火でじっくりと時間をかけて。そうすることで甘味を引き出すことができる。
※レーズンは加熱調理の終わった鍋に入れて蒸らすことで程よく水分を吸収し食べやすくなる。一緒に加熱すると柔らかくなりすぎるので注意。
※クルミのローストはフライパンでもOK。その場合は焦げやすいので火加減に注意しながら、目を離さないように作業する。
※マスタード風味の他、シナモンで香りをつけても美味。

<次のページ> 今回のマクロビレシピに欠かせない食材はこれ!

2014.09.12(金)
文=中村恭子
撮影=秋元良平