朝霧高原で滝めぐりの後は河口湖畔のホテルでくつろぐ

【白糸の滝】落差20メートル、幅150メートルに渡って弓なりに湾曲した岩場の崖から、幾筋もの絹糸をたらしたように流れ落ちる名瀑。澄んだ滝壺も美しく優雅な滝は、国の名勝・天然記念物に指定されているほか、世界遺産の構成資産にもなっている。
所在地 静岡県富士宮市上井出・原
電話番号 0544-27-5240 (富士宮市観光協会)

 さて、食後はバスに乗り、富士宮から約30分。富士山の南麓に位置する朝霧高原で滝めぐりを楽しもう。雪解け水の飛沫も清々しい白糸の滝は、世界遺産のひとつ。滝壺近くに立つと、自然の音を全身で体感でき、キラキラと光りながら流れ落ちていく水のアーチに囲まれるよう。思わず吸い込まれてしまいそうなエメラルドグリーンの滝壺は美しく、天気のよい日には、ここで虹の光景に出会える。滝壺から長い階段を辿って音止の滝まで歩いたら、カフェの屋外席でスイーツとコーヒーで一服し、マイナスイオンをのんびり感じるのもいい。

【美富士屋】(左上・左下)音止の滝の滝口の真横に建ち、テラス席から滝を眺めることができるカフェ。朝霧高原牛乳のソフトクリームは、濃厚なミルクの風味が楽しめる。多彩なトッピングは40種以上。アフォガート580円
所在地 静岡県富士宮市上井出265-1
電話番号 0544-54-0232
営業時間 9:00~17:00
定休日 木曜日(祝日は営業)

【音止の滝】(右)隣の優美な白糸の滝とは対照的に、落差25メートルの絶壁から爆音とともに太い水柱が轟音をあげる。 鎌倉時代、曾我兄弟が父の仇討ちの密談する際、神に念じて音を止めたという伝説が残る。
所在地 静岡県富士宮市上井出
電話番号 0544-27-5240 (富士宮市観光協会)

 今夜の宿は、バスで河口湖畔の富士ビューホテルへ。展望室(パノラマラウンジ)から望む夕焼けに染まる富士は、まさに絶景だ。夕食にはふじやま和牛や地ワインなど、地元ならではの味を堪能。明日はどんな富士山の姿に出会えるだろうかと、あれこれ想像し、おしゃべりに花を咲かせながら傾けるグラスも旅の楽しみだ。

» 富士山エリアで過ごす女子旅はコチラ!(外部リンク)

【富士ビューホテル】河口湖畔に佇む創業77年の老舗ホテル。約3万坪の庭園越しから眺める富士の雄姿は美しく、館内の至る場所でも楽しめる。富士の恵みを受けた湯が注がれる露天風呂や内湯、旬の食材を使った料理等、富士を満喫するには最適。
所在地 山梨県南都留郡富士河口湖町勝山511
電話番号 0555-83-2211
URL http://www.fujiview.jp/
料金 ツイン1名16,350円~(1室2名利用、夕・朝食付入湯税込)
※料理写真は一例

【旬コラム】
名瀑・白糸の滝リニューアル!

 白糸の滝周辺の復元整備工事を経て、2013年末から、滝壺近くまで行けるようになった。整備によって、滝壺周辺にあった人工物が撤去され、自然のままの姿に。かつて源頼朝や織田信長が愛でた当時の白糸の滝の姿になっている。階段の上からでも全体像を見ることができる。


【旬コラム】
桜並木の圧倒的な美しさにため息

 雄大な富士山を背景に、可憐に咲く桜は山梨百選にも選ばれる、富士ビューホテル。樹齢およそ80年以上になるしだれ桜の大木が立ち並び、染井吉野、富士桜など、合わせて約300本以上の桜並木が春の庭園を彩る。桜の花びらが舞う中、のんびり庭園を散歩するのもおすすめ。見頃は4月中旬。

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2014.03.07(金)
文=大嶋律子(Giraffe)
撮影=志水隆