愛子さまには珍しい“紅白ドレス”

 昨年12月1日のお誕生日に際したご近影で、愛子さまは珍しく“紅白ドレス”を選ばれていた。ボルドーのロングワンピースに、ホワイトのテーラードジャケットをお召しになり、パンプスまでボルドーというこだわりよう。ニットワンピースからは温かみが感じられ、全体的には知的な印象の装いだった。こうした発色のよいビビッドな色合いも愛子さまはお似合いになるのだな、と思って拝見していた。ご就職内定の発表前に撮影されたご近影ではあるが、はからずも「赤十字マーク」と同じ配色で、今となって感慨深い。

 

 さらに、日赤のお仕事だけではなく、今後愛子さまは成年皇族として様々な公務を担われることが期待されるだろう。最近、宮内庁ホームページに不思議な動向があった。ホームページの「皇室のご活動」内に「愛子内親王殿下のご日程」という欄が新設されたのだが、2月1日には削除されていたと「女性セブン」が報じた。

 宮内庁は取材に対し、「来年度以降に予定されているウェブサイトの改修を見据え、『愛子内親王殿下のご日程』を仮に作成しようとして契約中の業者に依頼したところ、誤って公開ページ上でも表示される設定がなされてしまった。誤って表示されていることを認知した段階で削除した」と回答(「女性セブン」2024年2月22日号)。愛子さまの本格的な公務が検討されている証左といえるかもしれない。

実は雅子さまが心配なさるように…

 実は冒頭の午餐会で、「雅子さまが愛子さまのご様子を心配なさるように、ちらちらと何回か視線を向けておられた。やはり親として緊張されたのではないか」(宮内庁担当記者)という。立派にデビューを果たされた愛子さまを、両陛下は心強く思われたのではないだろうか。

2024.03.01(金)
文=佐藤あさ子