待ちに待った、旅して家族や仲間と賑やかに楽しめる夏がやってきました!

 海外旅行もいいけれど、日本には四季の移り変わりを感じられる風景が数多く存在しています。自粛中に、そんな日本の魅力に気付いた人も多いかもしれません。

 「いつか」ではなく、今度の夏休みの旅行の参考に。私たちを待っている夏色の景色をお楽しみください!

» 日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆尚仁沢湧水

 「尚仁沢湧水」は、町のシンボル「高原山」の中腹に位置する採水地。周辺一帯は樹齢数百年にも及ぶ原生林に覆われており、夏は輝くように美しい新緑に包まれる。

 十数カ所から湧き出ている清水は年間を通して水温が11度前後と一定で、冬でも渇水や凍結することなく、弱アルカリ性で超軟水(硬度23mg/L)のまろやかな名水が採水できる。

 水量は日量約65,000トン。水質および水量の豊富さは秀逸で、名水百選のひとつにも選ばれている。新緑と清水が陽の光できらめく様子は涼しげで、麗しい光景だ。

見ごろの時期:夏

尚仁沢湧水(しょうじんざわゆうすい)

所在地 栃木県塩谷郡塩谷町上寺島
https://www.tochigiji.or.jp/spot/s9907/
https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=18

◆百華繚乱花火~鬼怒川焔火~

 鬼怒川温泉街の夜空を大輪の花火が彩る「百華繚乱花火~鬼怒川焔火~」。今年は5月から10月にかけて毎週土曜日に開催され、初夏から秋まで打ち上げ花火を楽しめる。

 花火は、「鬼怒川温泉中央会場」「鬼怒楯岩大吊橋」「鬼怒川公園」の3つの会場から打ち上げられ、温泉街の風情あふれる町並みが、色とりどりの花火の光で照らされる。

 ホテルや宿から花火を眺めることができ、施設によっては客室や露天風呂などから見られることも。鬼怒川温泉でゆったりとお湯を堪能し、美しい花火を鑑賞しながら贅沢な時間を過ごしてはいかが。

開催日時:10月までの毎週土曜日20:45~8分間
※打ち上げ日により異なります。

百華繚乱花火~鬼怒川焔火~(ひゃっかりょうらんはなび~きぬがわえんか~)

打上場所
第1会場:鬼怒川温泉中央会場(旧役場跡)。観覧場所はくろがね橋・ふれあい橋・周辺ホテル
第2会場:鬼怒楯岩大吊橋 打上日時は毎月第3土曜日・2023年8月14日(月)
第3会場:鬼怒川公園会場 打上日時は9月23日(土・祝)・2023年9月30日(土)・10月7日(土)

2023.07.18(火)
文=佐藤由樹
協力=栃木県観光物産協会