「ウェスティンホテル東京」といえばココ!といっても過言ではないのが2階の名門広東料理店「龍天門」。素材を生かした本場さながらのおいしさを求め、日々多くの人が集まります。

 「龍天門」では、既に「サマーエナジーメニュー」が開幕! ひんやりおいしい名物麺や食べて爽快な辛い料理、滋養に満ちた食材が主役の料理など、猛暑予報の東京で、強い味方になってくれそうなメニューが揃いました。

 いよいよ夏本番。おいしくて体にエナジーを。そして心も満たしてくれる「龍天門」の限定メニューを食べに出かけてみませんか?


名物麺が「冷たい」バージョンで復活!

 「龍天門」名物の担々麺の冷たい夏バージョンを食べられるのは今だけ。

 クリーミーなスープは白ごまと白味噌を合わせ、まろやかさはそのままにひんやりと冷たく、のど越しは爽快です。そぼろと共に自家製ラー油と四川豆板醤の辛みを加えることで奥行きあるおいしさです。

 また、麺はふすま粉を混ぜ込んだ特注品。独特の歯ごたえがある細麺がスープと絡みます。

野菜と蒸し鶏がたっぷり! 具だくさんの麻辣冷やし麺

 もうひとつの冷たい麺は“麻辣”味。少し甘みのある韓国の唐辛子の辛さと、花山椒のしびれるような辛さ、そして酸味も加えたスープがクセになります。

 独特の酸味は、ウリやナス、ヤングコーンを塩水で発酵させた「泡菜」にして使っているため。フレッシュなオクラや黄色ズッキーニなども加えることで絶妙なバランスが成立します。どこか火鍋を思わせるニュアンスが、夏に負けないパワーをくれます。

 麺は香港麺。極細でコシがあり、こちらもスルスルと食べられそう! 

冷たい贅沢。アワビと上湯スープジュレの組合せ

 前菜のおすすめは「蝦夷鮑の冷菜 上湯スープジュレ」。

 エゾアワビは、活きているうちに大根おろしと一緒に蒸すことで、なんともしっとりとした歯ごたえ。蒸したときに出る汁とだしに漬け込み、旨みを閉じ込めます。

 仕上げはスライスをして、金華ハム入りの上湯スープのジュレをたっぷりと。冷やすだけで固まるほどゼラチン質があり、アワビによく絡まる最高のソースになっているのです。

2023.07.08(土)
文=CREA編集部
撮影=榎本麻美