水瓶座

1月21日~2月18日生まれ

 2022年の水瓶座は、少々平和な生活を求め過ぎたような気がします。というのも責任や重圧をもたらす土星が水瓶座に留まり、「現実的に生きろ」とあなたを促していたからです。年末を迎えると星が動き、心の扉も開かれます。

 2023年が始まると、あなたの身辺では新しい動きがあります。知的な好奇心が疼いて、新しい知識や情報に胸が高鳴ります。新しい時代がひしひしと押し寄せてきて、自分はどう生きたらいいのかを考えさせられます。

 幸運の木星は水瓶座にメッセージを送ります。あふれる情報に振り回されずに、「自分にとって本当に大切なものを取捨選択する能力を養え」と。たとえば今では手放せないモバイルツールたち。スマホやタブレットをもっと有効活用できるようにするのもアイデアです。各キャリア主催の活用講座なども参考に。

 新年は現在の仕事を続けながら、“二足のわらじを履く”というのもよいアイデアです。本業以外の仕事をお試しでやってみるのです。小さなネットビジネスを始めるのもよいでしょう。

 あなた自身が「これは絶対に流行る」と感じたものを、仕入れて売る小売業などを始めるのもいいし、お金にはならないけど、ある分野に特化したブロガーやインスタグラマーをめざすのもいい。ちゃんと続ければフォローしてくれる人も増えるはずです。

 3月7日(火)には約2年半、水瓶座に試練をもたらした土星が移動し、目に見えない重しのようなものから解放されます。「夢だけではお金にならない」とか「保証のない転身はリスクが大きすぎる」といった常識的な考えが吹っ飛び、前からやりたかった業種に飛び込んでみたくなります。

 土星が水瓶座に留まっていた期間は、人間関係で“乗り越えるべき課題”がありました。過去に人づき合いで問題が生じたことがある人、それは水瓶座の薄情さが原因だったかもしれません。

 新年が明けてからでよいので、あなたに協力的な人々に対し、ささやかな贈り物をしたり、感謝の気持ちを口に出したりすると物事がスムーズに運びます。そうやって繊細な人間関係を心がけると、土星が水瓶座から去った後、のびのびと自由を謳歌できるはずです。

2022.12.25(日)
文=岡本翔子
イラストレーション=INEMOUSE