2022年8月12日(金)10:36に、月は満月となります。

 約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、水瓶座に入座しています。

 この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

分け隔てのない真の友情が育つ

 晴れた夏の夜空には天の川が見え、星座を背景に月はひときわ明るく輝いています。

 アメリカ先住民の間では、満月ごとに特別な名前があります。

 8月の満月はコーンムーン(トウモロコシ月)、ウッドカッタームーン(きこり月)、レッドムーン(紅月)と呼ばれています。

 真夏の満月はいつもより赤く見えるのでしょうか。

 水瓶座の満月は博愛精神に満ち、人を社交的かつ友好的にします。

 この日は、人と人とが出会えるコミュニティに参加するのもよいでしょう。

 年齢や性別に関係なく、分け隔てのない真の友情が育つ日です。

 異なる文化や思想を持つ人々との交流は、異質なものに理解を示す寛容さと、広い視野を得るのに一役買ってくれるでしょう。

 この日は月に対して土星が重なり、自由の象徴・天王星がスクエア(90度)を作ります。

 あなたらしさや自由を求める気持ちが、よりクローズアップされる日です。

 満月は月が最高潮に満ち、エネルギッシュに動けてしまうので、夜になったら心と体を少しクールダウンする必要があります。

 満月を眺めながら大きく深呼吸を数回すると、気持ちが静まります。

 またリラックス効果のあるアロマ精油を加えたお風呂に入るのもおすすめです。

〈『MOONBOOK 2022』(MdN)より〉

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岡本翔子 (おかもと しょうこ)

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。

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