低価格で楽しめる老舗高級旅館「玉峰館」
新設された大浴場「風花」。風、光、木々の豊かさを感じられる
伊豆の老舗温泉旅館「玉峰館」が、伝統を引き継ぎつつ、2013年5月、新しく生まれ変わった。
玉峰館は、大正15年、奈良時代に湧き出たとされる霊泉を起源とした峰温泉に創業。豊富な湯量を誇る源泉掛け流しの温泉や、伝統ある佇まいときめ細かいサービスが、各界の著名人や文豪たちに愛され、伊豆、河津の地で歴史を重ねてきた。
今回のリニューアルでは、露天風呂や日本庭園、ダイニング、露天風呂付きの客室と離れを新設したほか、趣の異なる5つの風呂が楽しめる。
人気の露天風呂付き離れの客室
新たな玉峰館の外観・内装は、日本を代表するインテリアデザイナー内田繁氏が手掛け、大正モダンと現代建築が調和した空間となっている。和、洋、様々なタイプの部屋があり、特に人気の露天風呂付き離れは、本館から独立した建物になっていて、一層静かで贅沢な時間を大切なひとと過ごすことができる。
玉峰館の楽しみのひとつは料理。ダイニング「旬彩 六感」では、東京・神楽坂の会席料理店で料理長を務めた立石真平氏自らが仕入れる、伊豆の旬な食材を堪能できる。旅館では珍しい、メインを肉・魚料理それぞれ3品の中からひとつ選べるプリフィックススタイルが魅力だ。
