乙女座

8月23日~9月22日生まれ

There is no remedy for love but to love more.
「愛の悩みに対する処方箋は、もっともっと愛すること以外にない」

 1月に比べてやや変化に乏しい期間。仕事で活躍できる機会も少なく、淡々とルーティンワークをこなす地味な日々が続きます。外からの刺激は少なくても、あなた自身がよりよく変わるヒントはあります。

 今月のメッセージは「愛」についてです。これはアメリカを代表する作家、詩人、博物学者ソローが残した言葉。ソローの代表作『ウォールデンー森の生活』は約100年前から現在に至るまで、日本でも多くの翻訳が出ています。

 金星と火星が調和的に働くので、「愛」について自問自答するよい機会です。あなたの中の「愛」に関する常識や固定概念を崩せと、星はあなたにメッセージを送っているのです。

 乙女座は恋愛相手に少々手厳しいところがあります。無意識にあなたが考える恋愛の理想を、相手に求めてしまう傾向があるのです。自分の思うように相手が動いてくれないと「なぜ」「どうして」と悩みを抱えることになります。

 相手がどういう態度を取ろうと、一度徹底的に愛を捧げてみればよいのです。純粋に愛を貫くことでしか、悩みを解消することはできないとソローは明言しています。これは男女の愛に限ったことではありません。

 仕事や家族に対しても向こうからのお返しを期待せずに、献身的に動いてみる。それを一カ月続けると必ず、身辺にもよい変化が訪れるはずです。ここ数年、恋愛に縁がない人は、動物や植物を育てるとよい出会いに恵まれます。

2022.01.31(月)
文=岡本翔子
イラストレーション=INEMOUSE