寅(とら)年

8月8日(日)〜9月6日(月)の運勢

 吉凶半々、運気の波の見極めが重要になるとき。

 “何だかうまくいかないな”と感じたなら、それは低調期、運気のせいです。

 気丈で自信にあふれる寅年さんは、“ここで引き下がってたまるか”とばかりに挽回を試みるかもしれません。

 ですが、こうしたときは無理をしないのが得策。

 最低限のことを粛々と行うにとどめ、気力と体力を蓄えておきましょう。

 いやなことがあった日は、早々に“ふて寝”するのが最強のリフレッシュに。

 そして追い風を感じたときには、持ち前の開拓精神を発揮して、攻めの姿勢に転じてください。

 ただ、この時期は好調期といえども絶好調とはいいがたく、つまずく場面も出てきます。

 そんなときは“やれやれ……”とでも言いながら立ち上がり、近くのベンチに座って冷たいものでも飲んで、一息ついて再スタート。そんなイメージで取り組んでください。

 イケると思ったときは、攻めの姿勢でOKですが、ガツガツした言動には要注意。

 特に仕事の場面での“このチャンス、逃してなるものか!”という貪欲なオーラは、悪人を呼び寄せます。

 攻めるときも謙虚な姿勢を心がけ、表向きは控えめに。“出る杭”として打たれないよう用心してください。

 恋愛面では、フリーの人は、思い通りに行きづらい時期のよう。

 意中の人からつれない態度を取られたり、身近なカップルの仲睦まじさを見て、シングルであることに寂しさを覚えたり……。ため息が増えるひと月になるかもしれません。

 恋愛対象か否かを意識せず、純粋に友達を増やすことが可能性を広げる最良の方法。こんな時期もあります。焦ってもババを引くだけです。

 カップルの人は、安定期にあるようです。2人で過ごす穏やかな時間に癒されてください。

 注意したいのは、衝動買いや無駄遣いによる出費。買い物でストレス解消をはかろうとすると、さらなるストレスを生んでしまいます。

 また、水辺には近寄らないようにしてください。

 健康面で注意したいのは、関節炎、背中や腰の痛み。

 この時期、相性がいいのは、午(うま)、戌(いぬ)、亥(いのしし)年。

 距離を置いたほうがいいのは、巳(へび)、申(さる)年の人。

 吉方位は、北と東。避けたほうがいいのは、南と西。

※次回更新日は9月4日(土)
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※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。

2021.08.04(水)
文=堀 由美子
イラスト=さじきまい