ちょっとした休日を使って気軽に海外旅行に行きたい。リゾートでのんびり癒やされたい。でもせっかくなら観光もしたいし、ご当地グルメやショッピングも楽しみたい……。

 そんな人にこそおすすめなのが、リゾート&旅先にほしいものがすべて揃うリゾートアイランド、海南島(かいなんとう)だ。

渡航の際は、日本外務省、各政府機関のウェブサイト、航空会社の情報などをご確認いただきますようお願いいたします。


“東洋のハワイ”と称される
トロピカルアイランド

 ハワイの緯度とほぼ同じ、熱帯海洋性気候に属する海南島は、年間を通して温暖であることから、“東洋のハワイ”ともいわれるリゾートアイランドだ。

 海南島の名前をはじめて聞くという人も多いかもしれないが、実は中国ではいちばん大きな島の省で、リゾートラバーがこぞって訪れる“国際観光島”として知られるところ。

 九州と同じほどの大きさの島の周囲には白砂のビーチが広がり、内陸には豊かな熱帯の原生林が生い茂っている。

 そんな大自然に抱かれた島では、ビーチリゾートだけではないお楽しみがたくさん待っている。今こそ注目したい穴場デスティネーションなのだ。

リュクスなステイを叶える
極上ラグジュアリーホテルの数々

 海南島がおすすめの理由のひとつは、ラグジュアリーホテルの多さだ。ザ・リッツ・カールトンやセントレジス、マンダリン オリエンタルをはじめ、誰もが名を知るアッパークラスのインターナショナルブランドホテルも選り取り見取り!

 それらのホテルでは、海を望みながらゆったりと自分の時間を楽しんだり、スパトリートメントで癒やしのひとときを過ごすことができる。

 もしあなたが、“いつもと違う場所でただひたすらのんびりしたい” “日ごろの疲れを癒やしたい”、そんな旅を望むとしても、海南島はうってつけのリゾート島といえる。

島めぐりではずせない 要注目のふたつの都市

 これまで穴場的存在だった海南島は、実はじわじわと日本人ファン&リピーターを増やしつつある。

 それは比較的短い日程でも島の魅力を十分に堪能できること。そして広州、上海、香港、台北からの乗継便を利用することで、ふたつのデスティネーションを巡る旅程を組むこと可能なためだ。

 そこで次からのページでは、旅にほしいものがすべて揃う海南島で、おさえておきたいふたつの主要都市をご紹介!

海南島(かいなんとう)の基礎知識

■中国海南省
■人口:917万人(2016年現在)
■時差:-1時間(北京標準時間)
■気候:年間平均気温22~25度
■言語:北京語(共通語)、海南語ほか
■通貨:人民元
■ビザ:日本国籍で観光・商用・トランジットの場合、出入国日を含めて15日以内の滞在は不要
■国際電話番号:+86

構成・文=立花奈緒(ブレーンシップ)