猴(さる)年

1月25日(土)~2月22日(土)の運勢

 何かとツキのあった先月から一転、この時期は公私とも試練が多くなりそうです。

 試されるのは“人を見る目”。特に、先月、目立った活躍をした人は、それを好ましく思っていない人たちからの嫌がらせに遭う暗示が……。

 職場では、重要な変更事項があなただけに伝えられない、あなたの評価を下げるデマを流される、他人のミスをあなたのせいにされる等々のトラブルに見舞われるかもしれません。

 この時期は、周囲からの嫉妬心に用心し、悪意を感じたときは、その相手を人前で褒めるなどして、よこしまな心を少しでも溶かしておくのが得策です。

 防ぎようがないイジメに関しては、自分に非がない限り、毅然とした態度でいることが大切です。

 そうしたピンチを救うのは、日頃からの信用の有無。

 事が起きる前から、自分の役割をきっちり果たすのはもちろん、同僚や後輩のサポートを買って出るなど、チームの一員として信頼関係を築いておくと、いざというときに守ってくれる味方が増えます。

 この機会に、自分の立ち位置を客観視して、今後の立ち回り方を再考してみるのも有意義です。

 また、この時期は、組織ぐるみの悪事に巻き込まれる可能性もやや高め。

 旧知の友人からの誘いであっても、成功体験を語るグループと関わったり、お金が絡む話には乗らないこと。

 怪しい噂のあるクラブなどへの出入りも厳禁です。

 そして知り合ったばかりの人物には用心すること。付き合う相手を冷静に見極めないと、大きなトラブルに巻き込まれることに……。それは恋愛対象でも同様です。

 心配なときは、信頼できる人物に相談を。

 自分の価値観がしっかりある人でも、この時期は、人の意見に素直に耳を傾けることが大切です。

 また、友人知人の揉め事に関わるのも避けましょう。手助けが過ぎると、大きなお金を失うことになるかもしれません。

 健康面で注意したいのは、肺と気管支。空気が悪い日はマスクの着用をお忘れなく。スモーカーは本数を減らすことをオススメします。

 この時期、相性がいいのは、鼠、龍(たつ)、蛇年の人。距離を置いたほうがいいのは、虎、豬(いのしし)年の人。

 吉方位は、北と西。避けたほうがいいのは、南と東。

»次回更新日は2月19日(水)

※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。

2020.01.21(火)
文=堀 由美子
イラスト=さじきまい