フランスならではの
限定スイーツがかわいい
フランス菓子専門店「ルコント」に、フランスの春の行事にちなんだお菓子が限定登場する。
ルコントは、日本ではじめて誕生したフランス菓子専門店。それぞれ特別なお菓子が販売されるのは、エイプリルフールとイースター、そしてフランス発祥のイベントすずらんの日だ。
4月1日のエイプリルフールに登場するのは、魚の形に仕上げたパイ生地にクレームパティシエール(カスタードクリーム)とイチゴなどのフリュイルージュをたっぷりのせたポワソン・ダブリル。
本場フランスでは、毎年シェフ達がそれぞれ趣向を凝らしたデコレーションを作るのも楽しみのひとつとされている。
4月21日のイースターにちなんで販売されるのは、3種のお菓子。
オレンジリキュールとショコラの豊かな香りが特徴のガトーニド・ショコラ、アニョー・パスカル、そしてイースターエッグ。
イースターエッグはフランスのヴァローナ社のチョコレートを使用し、7 種の異なる味わいが楽しめる。
“復活祭の子羊”を意味するアニョー・パスカルは、フランス・アルザス地方でイースターの時季に親しまれているお菓子。
やさしい味のビスキュイ生地を、羊の形をした伝統的な陶製の型でふんわりとした食感に焼きあげた新商品だ。
5月1日は、フランスで「すずらんの日」と呼ばれ、街中にすずらんの花が溢れる。
この日にすずらんを家族や愛する人など大切な人へと贈る習慣があり、贈られた人には幸せが訪れると言われている。
このすずらんの日にちなんで販売されるガトーミュゲは、プラリネを使ったバタークリームとヘーゼルナッツのダクワーズ生地をチョコレートでコーティング。
「幸せの再来」という花言葉を持つ可愛らしいすずらんの花を表面にあしらった、ナッツとチョコレートの風味が堪能できる一品だ。
伝統的なフランス菓子の美味しさを伝えるフランス菓子専門店ルコント。いずれの商品も、広尾本店、銀座店、日本橋三越店で販売される。
懐かしくて新しいフランスならではのお菓子をおともに、春のイベントをぜひ楽しんでみては。
※価格はすべて税込み。
2019.03.24(日)
文=木間のどか