2018年の収穫に感謝
解禁日にいざテイスティング!

CREAアンバサダーの小川えなさんと内藤記世さんが、解禁したてのボージョレを手にニッコリ。黒でシックに決めた小川さんと、赤のワンピースの内藤さんとのコントラストが美しい!
CREAアンバサダーの小川えなさんと内藤記世さんが、解禁したてのボージョレを手にニッコリ。黒でシックに決めた小川さんと、赤のワンピースの内藤さんとのコントラストが美しい!

 ボンジュール! 11月は葡萄色。

 いきなりテンションが高くてすいません。しかしこれがアガらずにいられましょうか。2018年11月15日。お茶の水テラス「2018年の収穫を祝おう! ボージョレ・ヌーヴォ解禁イベント」に潜入させていただいたのですから!

 店内がオレンジに彩られ、美しいルビー色に輝くワインがずらり。ああ、なんかすごく縁起がいいわ。この温かい配色とスイートな空気……。

アンリ・フェッシCEO兼醸造責任者のローラン・シュバリエ氏による解説。「今年のボージョレはバランスが素晴らしい」。いやもう期待が高まります!
アンリ・フェッシCEO兼醸造責任者のローラン・シュバリエ氏による解説。「今年のボージョレはバランスが素晴らしい」。いやもう期待が高まります!

 CREAアンバサダーは、前年に引き続き小川えなさんが華やかに登場です。

 解禁日とその翌週の自身のお誕生日には、ご夫婦でボージョレ・ヌーヴォを持ちより、その味わいを語り合うのだとか。なんというラブリーかつ羨ましいワインとの関わり方!

 そんな彼女が目をハートにしていたのが「アンリ・フェッシ・ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォ “マリオン”2018」。

「すごくカワイイ! 味はもちろんですが、ラベルやパッケージが美しいものって、ポイント高いですよね」

 しかも小川さん、ワインはしっかりした味わいが好きなのだとか。まさにマリオンはカワイイくせに、ワインのランクは上位の格付けのクリュ・デュ・ボージョレ。ボージョレの女王とも呼ばれているそう。ぴったりですね!

フリーテイスティングは、迷うのも楽しい! 「どれも味わいたい。最初どれにしよう?」お二人とも笑顔でワインをチェック。
フリーテイスティングは、迷うのも楽しい! 「どれも味わいたい。最初どれにしよう?」お二人とも笑顔でワインをチェック。

 もう一人、最強の小顔にして笑顔が素敵な内藤記世さん。この日はなんと彼女にとってボージョレ解禁日であると同時に……。

「最近親知らずを抜きまして(笑)。しばらくお酒は飲んじゃいけなかったんですけど、今日はアルコール解禁日です」

 W解禁日! おめでとうございます!

「私はもともと強い炭酸が飲めないので、居酒屋でも一杯めからワイン(笑)。今回は特にボージョレ・ヌーヴォ 2018が飲みやすくて好きですね」

 嬉しそうにワインを見つめる姿がカワイイ……。ネイチャーエバンジェリストとして活躍中の彼女。キャンプにワインを持っていくことも多く、冬はホットワインにして体を温めるそうです。

 内藤さんにとって、ワインはとても身近な存在なんですね。

カナッペ2種。左:鮮度抜群のタスマニアサーモンとクリームチーズの上に小玉ねぎがちょこん。右:栗だと思って食べていたのが、「インカのめざめ」というじゃがいもと知って衝撃! ほどよく塩気がきいた宮城県産の本カラスミと相性抜群。
カナッペ2種。左:鮮度抜群のタスマニアサーモンとクリームチーズの上に小玉ねぎがちょこん。右:栗だと思って食べていたのが、「インカのめざめ」というじゃがいもと知って衝撃! ほどよく塩気がきいた宮城県産の本カラスミと相性抜群。

 そしてワインを際立たせるお料理にも注目。若いワインとの相性を計算しつくされたカナッペはアッサリでいくつでも食べられる勢い。鴨のローストは香ばしく力強い風味なのに、ワインの邪魔をしない絶妙さ!

鴨のロースト。鴨を塩だけでなく砂糖で一晩漬け、窯で焼くことでキャラメルのような濃厚な味わいに。
鴨のロースト。鴨を塩だけでなく砂糖で一晩漬け、窯で焼くことでキャラメルのような濃厚な味わいに。

 会場をぐるりと見回すと、まさに「マリオン」のラベルみたい。花がたくさん咲くように、ピンクに頬を染めた人達の笑顔がありました。

 ボージョレ・ヌーヴォを楽しんでいる人がキレイに見えるのは、決してポリフェノールの影響だけじゃない。旬の、しかも長い歴史の中大切に守られてきた上質のパワーを体に沁みこませているのだなあ……。

 知るほどに味わい深かったボージョレ・ヌーヴォ。イベントで知ったその世界をおさらいせねば。ということで、いざ、改めて詳しく見ていきましょう!

2018.11.16(金)
取材・文=田中稲
撮影=釜谷洋史