今日の絶景

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美術品も修道士も火刑に処された
フィレンツェの歴史を見守る広場

Magnificent View #1234
シニョリーア広場(イタリア)

(C)R. Ian Lloyd / Masterfile / amanaimages

 フィレンツェにあるシニョリーア広場は、常に観光客でにぎわう場所。多くの彫刻が並び、なかには貴重なオリジナル作品もあることから、「屋根のない美術館」とも呼ばれている。

 ここははるか昔から、多くの人が行き交う場所だ。古代ローマ時代にはこの周りに劇場や公衆浴場、市場もあった。目の前に立つヴェッキオ宮殿は、フィレンツェ共和国時代には政庁舎、現在は市庁舎として利用されるなど、昔から政治の中心にある。

 そんな華やかなこの広場にも、暗い過去がある。1497年、華美な生活を厳しく弾圧した修道士ジロラモ・サヴォナローラが装飾品や美術品を「火刑」と称して大量に焼却処分。翌年、彼自身が火あぶりの刑に処せられたのもこの場所だった。

2017.02.15(水)

文=芹澤和美

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