今日の絶景

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世界に名を轟かせる大英博物館が
「泥棒博物館」と揶揄される理由は?

Magnificent View #1006
大英博物館(イギリス)

(C)Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 文化遺産の殿堂ともいわれる、イギリスが誇る大英博物館。いわずと知れた、世界最大規模のミュージアムだ。ご覧のグレートコートと呼ばれる屋根付きの中庭を囲むように、展示室が配置されている。

 収蔵されているのは、世界各地から集めた美術工芸品や文化財など、約800万点。パルテノン神殿の彫刻やロゼッタストーンのような、教科書で見たことがあるものも、ここに行けば実物を鑑賞することができる。

 これほど立派な博物館ながら、イギリス国内では「泥棒美術館」と皮肉られることも。それは、かつての植民地から無許可で持ち出された収蔵品も多いためだ。なかには、現在の文化財保護の観点からは国外持ち出しが許可されないような貴重なものもあり、収蔵品の返還運動もしばしば起きている。

 この博物館は、入場無料。運営資金は、来場者の寄付金とグッズの売り上げ金で賄われているという。訪れた際には、募金箱にぜひ気持ちを入れておきたい。

2016.07.02(土)

文=芹澤和美

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